スーパーフォーミュラ・ライツ第5戦オートポリスはケイレン・フレデリックが今季初優勝。佐野は2位で連勝は4でストップ
2025年5月18日(日)18時16分 AUTOSPORT web

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第2大会は5月18日(日)、12時15分から第5戦の決勝レースが行われ、ポールポジションからリードを広げたケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)が今季初優勝を飾った。
第4戦のチェッカーからわずか3時間のインターバルで迎えた第5戦の決勝レース。オートポリスは曇り空が続いたが、霧はほとんどなくなり、ドライコンディションのもとスタートを迎えた。グリッドは5月16日の専有走行5回目のセカンドベストで決まっており、ケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)がポールポジション。小林利徠斗(モビリティ中京 TOM’S 320 TGR-DC)が2番手、野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)が3番手、古谷悠河(Deloitte. HTP TOM’S SFL)が4番手に並んだ。
スタートでは、ポールポジションのフレデリックが好スタートを決めるが、2番手スタートの小林には古谷、野村、そして好ダッシュを決めた佐野が並んでいく。この争いを制した佐野が2番手につけ、古谷、小林と続く序盤戦となった。ただ、フレデリックはこの第5戦にニュータイヤを温存しており、一気に佐野とのギャップを広げ、2〜4番手のTOM’S同士の僅差の争いが展開されていった。
トップのフレデリックは、そのままリードを築き、最後は8.863秒のマージンを保ちフィニッシュ。今季初優勝を飾った。2位は佐野で、3位は0.644秒差で古谷という結果に。古谷は今季初表彰台となった。4位争いは第4戦に続き野村とマッソンの争いとなったが、野村はスタート手順違反で5秒のタイムペナルティが課されることに。マッソンが5位、三井優介(DELiGHTWORKS)が6位という結果となった。
マスタークラスは序盤から僅差の攻防が展開されたが、これを制した今田信宏(JMS RACING TEAM)が今季初優勝。清水康弘(GNSY RACING 324)の連勝を止めてみせた。
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第2大会オートポリス
第5戦決勝結果
Pos. | No. | Class | Driver | Car | Laps | Grid |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 58 | K.フレデリック | Pilot ONE Racing with B-MAX | 14 | 1 | |
2 | 35 | 佐野雄城 | モビリティ中京 TOM’S TGR-DC SFL | 14 | 5 | |
3 | 37 | 古谷悠河 | Deloitte. HTP TOM’S SFL | 14 | 4 | |
4 | 38 | 小林利徠斗 | モビリティ中京 TOM’S TGR-DC SFL | 14 | 2 | |
5 | 36 | E.マッソン | PONOS Racing TOM’S TGR-DC SFL | 14 | 6 | |
6 | 3 | 三井優介 | DELiGHTWORKS | 14 | 7 | |
7 | 50 | 野村勇斗 | HFDP WITH B-MAX RACING | 14 | 3 | |
8 | 1 | 卜部和久 | B-MAX RACING 324 | 14 | 8 | |
9 | 60 | 伊東黎明 | LMcorsa OTG 320 | 14 | 11 | |
10 | 51 | Z.デビッド | B-MAX RACING 324 | 14 | 9 | |
11 | 4 | M | 今田信宏 | JMS RACING TEAM | 14 | 12 |
12 | 30 | M | DRAGON | TEAM DRAGON 324 | 14 | 14 |
13 | 8 | M | 清水康弘 | GNSY RACING 324 | 14 | 13 |
14 | 2 | 岩澤優吾 | DELiGHTWORKS | 14 | 10 |
天候:曇り 路面:ドライ
ファステストラップ:ケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX) 1’39.928 (2/14)
ペナルティ:No.50は、2025全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則 第31条10.(スタート手順違反)により、競技結果(23’49.789)に5秒加算した。