「今のうちから横綱のような相撲を」 元横綱・大乃国、大の里にエール 稀勢の里以来の日本出身横綱誕生へ熱く語る

2025年5月18日(日)15時52分 スポーツ報知

芝田山親方は相撲博物館でトークショーを行い熱く語った(カメラ・山田 豊)

 大相撲の芝田山親方(元横綱・大乃国)が18日、東京・墨田区の両国国技館での「親方トークショー」に参加。今場所で横綱昇進がかかる7日目まで全勝の大関・大の里(二所ノ関)を「順調に来ていると思う」と太鼓判を押した。

 同親方は17年の稀勢の里以来の日本出身横綱昇進に挑む大の里について聞かれると熱気を帯びた。「ほとんど毎日自分の相撲ができている。前に出ると強い」と評価。同じ二所ノ関一門の理事として「大関である今のうちから横綱のような安定感のある相撲を取ることも大事だと思う」とアドバイス。一方で2日目の高安戦を例に「攻め込まれると自分の懐に呼び込む癖がある」と課題を挙げた。悪癖を出さないため、前に攻め込む相撲をとってほしいという。

 また同親方はドジャースの大谷翔平投手の活躍に注目していることを明かした。本塁打を量産し絶好調だけに「うちの弟子が負けても大谷が1本打てばオッケー」と冗談を言うと、会場内が大きな笑いが起きていた。

 〇…スポーツを見る際はアスリートの心境に着目をおいている。「相撲でもメンタルを読み取って解説することを大切にしている」と明かした。加えて、NHK・大相撲中継で14日目の解説を務める予定。「優勝争い佳境の中で、力士たちの心境を読み解いた解説ができる」と楽しみに語った。

スポーツ報知

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