豊昇龍は2敗堅守 先場所不覚を取った一山本を下す 横綱初Vへ踏みとどまる
2025年5月19日(月)17時54分 スポーツ報知
豊昇龍
◆大相撲夏場所9日目(19日、東京・両国国技館)
横綱・豊昇龍(立浪)は、西前頭4枚目・一山本(放駒)をはたき込み、2敗を守り、優勝争いに踏みとどまった。新横綱の先場所、不覚を取った相手の手をたぐりながら、押しの威力をそぎ、体勢を崩したところをはたいた。
3、4日目に連敗した後は、これで5日目から5連勝。前日の東前頭4枚目・尊富士(伊勢ケ浜)戦では、相手が立ち合いで右へ跳ぶ奇襲を見せたが「体に任せて反応が良かった」と動じなかった。先場所、途中休場だっただけに昇進2場所目で真価が問われる。「一日一番を大事にいく」と話し、横綱初Vに静かに闘志を燃やしている。