「キム・ヘソンのセンターは内野ほど機敏ではない」 ドジャース悪夢の4連敗、打球を見失ったキム・ヘソンの中堅守備に米記者、ファンからも厳しい目 「あまりにザルだ」
2025年5月20日(火)17時51分 ココカラネクスト

キム・ヘソンの本職は内野手でもある(C)Getty Images
ドジャースは現地5月19日(日本時間20日)、本拠地で行なわれたダイヤモンドバックス戦に投壊現象にミスも重なり、5ー9と敗れ、チームは今季初の4連敗となった。
【動画】えっ!?中堅のキム・ヘソンが打球を見失うシーン
初回、まさかのエラーが起こった。初回一死一、二塁の場面、相手4番エウヘニオ・スアレスが打球を中堅に打ち上げた。
平凡な打球とあって、誰もが中堅を守るキム・ヘソンの捕球を確信したが、ヘソンは途中でボールを見失い、そのまま落球。
右翼を守るテオスカー・ヘルナンデスも慌ててカバーに入るも間に合わず。二塁ランナーの生還を許した。
これには地元紙『Los Angeles Times』のジャック・ハリス記者も自身のXで「メジャーデビュー以来、キム・ヘソンのセンターは内野でプレーするほど機敏ではない」と断罪。
元々ヘソンの本職は二塁、遊撃だったが、トミー・エドマンが右足首痛から復帰して2戦目だったこともあり、守備の負担を減らそうと変則シフトとなったが、これが裏目に出た。
ヘソンの外野守備をめぐっては3Aでも練習してきたが、これまでも目測を誤ることもあるなど不安視されていた。チームに故障者が続出していることを受け、慣れない守備に回される不運もあるが、ファンの間からも「あまりにザルだ」「エドマンがいるのに、意味不明」「彼がセンターにいる理由はない」など辛辣な声が飛んでいる。
チームでは投壊現象も深刻な事態を迎えている。投手陣に故障者が続出、この日は「ブルペンデー」ながら3回までに7失点、直近4戦では32失点とこの日も大谷の一発が飛び出すもいくら点を取っても追いつかない日々が続く。
投打がかみあっての快勝はいつ戻ってくるのか。今後の戦いぶりも注視されそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]