大の里 圧巻10連勝!首位独走で綱獲り一直線 豊昇龍は勝ち越し、1敗勢が総崩れ
2025年5月20日(火)17時56分 スポーツニッポン
◇大相撲夏場所10日目(2025年5月20日 東京・両国国技館)
大相撲夏場所は20日、東京・両国国技館で10日目の取組が行われ、結びの一番では、横綱として初の優勝を目指す豊昇龍(25=立浪部屋)が東前頭5枚目・宇良(32=木瀬部屋)を送り出し、6連勝で勝ち越しを決めて2敗をキープした。
初の綱獲りに臨む大関・大の里は西前頭4枚目・一山本と激突。初日から9連勝で単独首位に立つ24歳大関は、一山本の攻めをうまくかわして盤石の押し倒しで勝利。10連勝を飾り、後続に2差をつけた。
1差で首位を追う東前頭7枚目・伯桜鵬は東関脇・大栄翔に立ち合いから勢いよく突き出され、2敗目を喫した。
同じく1敗の東前頭9枚目・安青錦は西小結・若隆景と初顔合わせ。低い姿勢で攻め込むも、差されて肩透かしを食らい2敗に後退。唇をかみしめながら花道を引き下がっていった。
3敗同士の対決となった大関・琴桜と西関脇・霧島。激しい攻防戦の末、霧島が寄り切って7勝目を挙げた。
10日目の取組を終え、全勝は大の里。1敗勢が相次いで敗れ、2敗は豊昇龍、伯桜鵬、若隆景、安青錦4人となった。