【卓球】日本勢メダル1号の吉村真晴・大藤沙月組「大吉ペアの素晴らしいプレーを」準決勝、決勝へ切り替え

2025年5月21日(水)19時5分 スポーツニッポン

 卓球の世界選手権第5日が21日、ドーハなどで行われ、混合ダブルス準々決勝で吉村真晴(31=SCOグループ)、大藤沙月(21=ミキハウス)組が3−1で中国ペアを下し、メダルを確定させた。今大会の日本勢メダル1号。

 メダルが決まると、コート上で寝転んでガッツポーズを作った吉村。大藤とがっちり握手を交わし、ベンチに戻るとタオルで顔を覆いながら、人目をはばからず涙を流した。

 3戦連続でストレートで勝ち上がった吉村・大藤組は、世界ランク1位の中国ペアと対戦。第1ゲームを8−11で先取され、今大会初めてゲームを落としたが、第2ゲームは序盤でリードを奪うと、一度も追いつかれることなく11−5で取り戻した。第3ゲームを13−11でとると、第4ゲームも12−10でものにし、準決勝進出を決めた。

 「競った場面で思い切って行ってくれたことが本当にこの試合勝てたところだと思います」と大藤は10歳上の吉村のプレーを称え、吉村は「本当にサービスも素晴らしかったですし、相手に打たれたボールに対する反射、一本一本頑張ってる姿に、自分も頑張らないとって常に刺激されてて。全てが素晴らしかったです」と大藤のプレーを振り返った。

 メダルがかかった大一番で、世界ランク1位の中国ペアを撃破。それでも、まだここがゴールではない。「本当に中国の第1シードに勝ったっていうことで、僕らもすごい一戦一戦自信をつけてますし、準決勝、決勝を見据えて準備をして、大吉ペアの素晴らしいプレーをみんなに届けられるよう頑張っていきたいです」と吉村。大藤も「今はすごく気持ちが高ぶっているので、しっかり落ち着かせて次の準決勝、しっかり良い準備をして向かいたいです」と先を見据えた。

スポーツニッポン

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