米球場落下事故 高さ6・4mの観客席から落下した未成年男性に酒を提供した容疑で知人男性を起訴 米報道

2025年5月21日(水)16時9分 スポーツニッポン

 4月30日のパイレーツ—カブス戦(PNCパーク)で高さ21フィート(約6・4メートル)の右翼席から20歳男性が落下した事故で、落下した未成年の男性に酒を提供した容疑で知人男性が起訴されたと、米「ABCニュース」が20日(日本時間21日)に報じた。

 ペンシルベニア州警察は20日(同21日)、ペンシルベニア州内に住むイーサン・カークウッド容疑者(21)が落下したカバン・マークウッドさんに飲酒をさせたとして刑事告発されたと発表した。米国の飲酒可能な年齢は州によって異なるが、大半の州が21歳と定められている。告訴状によると、落下したカバン・マークウッドさんはスタジアム内でビールを購入して2杯飲んだことが球場内の防犯カメラの映像で確認されている。

 マークウッドさんの隣に座っていたエイミー・トンプソンさんは、ピッツバーグのABC系列局WTAEの取材に対し「彼が席から飛び出して喜びを表したとき、彼は私たちの前にあるフェンスに手を置いていたように見えました。私も試合中に何度かそうしていました。彼が席から飛び上がってレールをつかんだ勢いで、自分がレールを越えて飛び出してしまったのだと思います」と証言しているという。

 ABCニュースによるとマークウッドさんは首、鎖骨、背中を骨折し、集中治療室に入っていたが、現在は回復して今月上旬から歩行練習のリハビリも開始しているという。

スポーツニッポン

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