中谷潤人は「8回までに100%KOできる」トレーナー断言 “バム”とのPFP対決希望
2025年5月22日(木)11時46分 スポーツニッポン
プロボクシングのWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(27=M.T)を指導するルディ・エルナンデス・トレーナーが、中谷はWBC世界スーパーフライ級王者のジェシー・“バム”・ロドリゲス(25=米国、帝拳)に「KOで100%勝てる」と断言した。米リング誌が21日に報じた。
リング誌選定のパウンド・フォー・パウンド(PFP、全階級を通じての最強ランキング)で、21戦全勝14KOのロドリゲスは6位、30戦全勝23KOの中谷は7位にランクイン。試合が実現すれば、来年計画されている中谷と世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)の対決に並ぶ軽量級でのビッグマッチになる。中谷のロサンゼルス合宿で同誌の取材に応じたエルナンデス・トレーナーは「バム戦を希望している。ジュントは6ランドから8ラウンドで100%勝てる。KOできる。自信はあるが、これは私の意見だ。個人的願望ではなくビジネスの問題だ」と言い切った。
エルナンデス・トレーナーは13日に公開された同誌のインタビューで、中谷と井上の早期対戦を希望。「より若くて強い井上と戦いたい。来年まで待つと“井上が年を取った”と言い訳されると思う」と語り、井上が自身のXで「おいおい!!!ルディさん!!!」と題し「1年後も全盛期だ。言い訳なんかしない。誰も衰えちゃいないから。まだまだ上の景色を見に行く」と反論していた。
中谷は6月8日に有明コロシアムで、IBF世界バンタム級王者・西田凌佑(28=六島)と王座統一戦で対戦。ロドリゲスは7月19日にテキサス州フリスコでWBO世界スーパーフライ級王者プメレレ・カフ(30=南アフリカ)との統一戦が予定されている。ロドリゲスに対しては、PFP9位につけるWBC&WBA統一世界フライ級王者・寺地拳四朗(33=BMB)が対戦を希望している。