「やっぱり弱いと…」リーグ覇者のヤクルトに球宴選出ゼロ危機 ファンから向けられる「厳しい視線」とは

2023年5月23日(火)13時2分 ココカラネクスト

今季の村上は守備でも精彩を欠くシーンが目立っている(C)CoCoKARAnext

 「マイナビオールスターゲーム2023」のファン投票の第1回中間発表が22日に行われ、首位を走る阪神勢からはセ・リーグ最多となる5人が1位に入る中、2年連続リーグ覇者のヤクルトは苦戦を強いられている。

 今夏のオールスターゲームは第1戦を7月19日にバンテリンドームで第2戦を20日にマツダスタジアムで行う予定となっている。

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 そして毎年注目となるファン投票といえば、セ最多は外野手部門の近本光司(阪神)で2万5227票を獲得。阪神は近本を含め、一塁手の大山悠輔(1万7212票)など5人が各部門の1位を占めている。

 一方、現在5位と苦戦が続くチーム状況を反映しているかのように、2年連続セ・リーグ覇者のヤクルトからは1位選出がゼロとなった。ファン投票の球宴選出はポジション別に各部門トップ1名、投手は先発、中継ぎ、抑えで各1名、外野手部門は3名となっている。

 この結果を受け、SNS上でファンの間からも「やはり弱いと」「順位や成績が影響しますね」「ヤクルト、人気ないなー」と嘆きの声が上がっている。

 令和の三冠王、ヤクルトの主砲、村上宗隆はここまで41試合に出場、打率・207、7本塁打、24打点。ファン投票中間発表では三塁手部門の4位となっている。

 全セの指揮を執ることが決まっているヤクルト・高津監督は18日に行われた球宴の会見でセ・リーグの注目選手に現在打率4割超えと好調なDeNA・宮崎敏郎とともに村上の名前をあげ、「なかなか当たらないですけど」と不振をいじりながらも、「(昨年の)三冠王なので。こういう舞台で活躍してくれることを願っています」と復調を期待する発言もあった。

 開幕から打撃低迷が心配されている村上も21日のDeNA戦(横浜)では山田哲人とともに今季初のアベック弾を放つなど、少しずつながら前進する姿勢を見せている。

 ファン投票受付期間は6月18日まで。今後の勇姿でアピールできるか。令和の三冠王の意地に期待したいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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