横綱・豊昇龍、優勝の大の里に「今場所は強かった」 V逸を潔く受け止める

2025年5月23日(金)20時57分 スポーツ報知

大栄翔(左)を寄り切りで下した豊昇龍(右後方は大の里)(カメラ・今西 淳)

◆大相撲夏場所13日目(23日、東京・両国国技館)

 横綱・豊昇龍(立浪)は13日目でのV逸を潔く受け止めた。目の前で大の里が勝ち、横綱初優勝の可能性が消えた状況での結びの一番。関脇・大栄翔(追手風)を寄り切り10勝目を挙げた。

 支度部屋では報道陣に「今日は俺、いらないでしょ。優勝してるんだから、あっち(大の里の取材)に行ったら?」と促しつつ、大の里について「(V逸は)しょうがない。今場所は強かった。動きは悪くなかったし、いいバランスで相撲を取っていた。下から見ていてそう思った」と素直に認めた。その上で千秋楽での取組を見据え「対戦が残ってるから。それに向けて、集中してやりたい」と闘志も燃やした。

 自身は1月の初場所後の昇進時から一人横綱の重責を担ってきた。来場所は大の里と東西に横綱が並び立つ状況が確実となったが「そうなると思うけど、しっかりお互い頑張っていきたい」と前向きに捉えた。

スポーツ報知

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