大の里が2場所連続優勝、輪島抜き最速で横綱昇進を確実に…「予想していなかった」

2025年5月23日(金)19時37分 読売新聞

琴桜を寄り切りで破り、優勝を決めた大の里(23日、両国国技館で)=三浦邦彦撮影

 大相撲夏場所は23日、両国国技館で13日目の取組が行われ、大関大の里(24)(本名中村泰輝、石川県出身、二所ノ関部屋)が琴桜(27)を寄り切って13戦全勝とし、残り2日で後続と3差がついたため、2場所連続4度目の優勝が決まった。

 横綱審議委員会は横綱推薦について「2場所連続優勝またはそれに準ずる好成績」と内規で定めており、大の里は基準を満たした。横審発足後、大関の2場所連続優勝で昇進が見送られた例はなく、第75代横綱への昇進が確実になった。

 2023年夏場所、幕下10枚目格付け出しで初土俵。13場所目の今場所後に横綱に昇進すれば、年6場所制となった1958年以降初土俵では輪島の所要21場所を抜き最速となる。日本出身では稀勢の里(師匠の二所ノ関親方)以来8年ぶりの横綱誕生となる。大の里は「予想していなかったのでうれしい」と、13日目の優勝決定を喜んだ。

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