明大王手 毛利リーグ戦初完封でトップタイ5勝「凄く気持ちよかった」 25日勝てば4季ぶり44度目優勝

2025年5月25日(日)5時5分 スポーツニッポン

 ◇東京六大学野球・第7週第1日 明大6−0法大(2025年5月24日 神宮)

 勝ち点3で首位の明大が6—0で法大を破り、優勝に王手をかけた。左腕・毛利海大(かいと)投手(4年)が、3安打無失点でリーグ戦初完投初完封。25日の2回戦に勝てば4季ぶり44度目の優勝が決まる。

 左手を握りしめた。9回1死一、二塁、毛利の111球目は三ゴロ併殺。3安打の初完封でリーグトップタイの5勝目を挙げ「うれしい。凄く気持ちよかった」と笑顔だった。

 自己最速タイ150キロの直球に変化球が切れた。8回まで82球で「もう自分が行くしかない」と最後の力を振り絞った。通算12度目の先発での初完投が完封となり、リーグトップの防御率は1・32とした。チームは2回戦で連勝すれば4季ぶりのリーグ制覇だが、2勝1敗なら早大との優勝決定戦の可能性を残す。毛利は「あす(25日)勝たないと意味がないんで…。投手陣にはゼロで粘ってほしい」と期待。

 就任1年目の戸塚俊美監督も「一戦必勝で、目の前の試合を勝ちにいく姿勢に変わりはない」と意気込んだ。(伊藤 幸男)

スポーツニッポン

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