大谷翔平の実戦形式登板決定「1ステップの前進」 今後の予定は未定強調「成り行き次第」
2025年5月24日(土)7時17分 スポーツ報知
投球練習したドジャース・大谷翔平(カメラ・安藤 宏太)
◆米大リーグ メッツ—ドジャース(23日、米ニューヨーク州ニューヨーク=シティフィールド)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が23日(日本時間24日午前8時10分開始予定)、敵地・メッツ戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。3試合ぶりの18号に期待がかかる。
試合前の囲み取材の中でロバーツ監督はあす24日(同25日)の敵地・メッツ戦の前に大谷がライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板することを明言。打者相手に投げるのは23年9月の右肘手術前最後の登板になった同年8月23日の本拠地・レッズ戦以来640日ぶりとなる。
ロバーツ監督は「これは翔平にとっての1ステップの前進であり、どの選手が相手になるのかはわからないが、彼はマウンドに上がって打者と対戦することになる」と明言。だが一方で今後の予定については「それについては正直なところ、成り行き次第だと思っている。次の段階に進むことに関しては、多くの部分は彼の体調に左右される。それによって次に進むステップが決まる。だから今のところ、誰もこれから数カ月がどうなるかは分かっていないと思う」と話すにとどめた。
大谷は17日(同18日)にはブルペンで右肘手術後最多となる50球の投げ込み。20日(同21日)には2月以降投げていなかったスライダーをキャッチボールで解禁し、翌21日(同22日)にはブルペンでもスライダーを投げ、打者と対戦するための準備は整っていた。この日は変化球を交えながら約9分間キャッチボールを行って調整していた。