青学大15&16年箱根駅伝Vメンバーの渡邉利典さんが地元・宮城でランニング教室を開催
2025年5月24日(土)17時36分 スポーツ報知
ランニング教室を開催した渡邉利典さん(中央)
青学大陸上部OBの渡邉利典さん(31)が24日、宮城・名取市の「みちのく潮風トレイル名取トレイルセンター」でランニング教室を開催した。
約50人が参加し、青学大時代を参考にした「青トレ」やストレッチの解説を行い、休憩を挟みながら400メートルを6本走るインターバルトレーニングで参加者とともに汗を流した。
渡邉さんは15年の箱根駅伝初優勝メンバー(3区区間5位)で、4年時の16年には10区区間賞で2連覇に貢献。現在は宮城県内で青学大陸上部のトレーニングを学べるランニングクラブなどを運営している。競技も続けており、招待選手やゲストランナーとして活動している。
仙台市から参加した早坂玲音くん(中2)と柴田郡川崎町から参加の鈴木遥斗くん(中3)はランニングチームの仲間。普段から1日平均7キロを走っており、早坂くんは「今日の『青トレ』を今後も続けたい。経験を生かして(6月の)大会では自己ベストを目指します」と話した。渡邉さんからは「全力を出すことが大事。楽しく走ることを忘れないで」とアドバイスをもらったという。
渡邉さんは「貴重な経験をしたアスリートが、その経験を地域に伝えることが大事。正しいランニング方法を伝えて、健康寿命を延ばすことにつなげるなど地域に貢献したいと思います」と語った。