【平安S】G1級4勝のメイショウハリオは7着 後方から追い込めず浜中俊騎手「あの位置からでは…」
2025年5月24日(土)17時0分 スポーツ報知
浜中俊騎手が騎乗したメイショウハリオは7着(カメラ・高橋 由二)
◆第32回平安S・G3(5月24日、京都競馬場・ダート1900メートル、稍重)
ダートの猛者が集結したG3に4歳以上の16頭が出走し、4番人気のアウトレンジ(牡5歳、栗東・大久保龍志厩舎、父レガーロ)が直線で鋭く伸びて1馬身半差をつけて、昨年11月の浦和記念・Jpn2以来の重賞2勝目を挙げた。松山弘平騎手は22年テーオーケインズ、24年ミトノオーに続く同レース3勝目となった。大久保調教師は12年ヒラボクキング、19年チュウワウィザード、23年グロリアムンディに続き、歴代最多を更新する4勝目(2位は2勝が4人)とした。勝ちタイムは1分57秒2。
同馬の父レガーロは同じ大久保厩舎に所属し、15年の全日本2歳優駿・Jpn1で2着。引退後はレックススタッドで種牡馬入りした。22年に初年度産駒がデビューし、JRAでの出走はアウトレンジ1頭のみだが、これでダートで7勝目と存在感を見せ続けている。
2番人気のロードクロンヌ(藤岡佑介騎手)がゴール前で急追して2着。3着は逃げ粘った10番人気のレヴォントゥレット(鮫島克駿騎手)が入った。
浜中俊騎手(メイショウハリオ=7着)「今日はペースが遅いし、あの位置からでは苦しかったです。馬の状態はどんどん良くなっています。あくまで次(の帝王賞)が本番ですからね。直線は満足に追えなかったです。本番までに出し切るよりかは、次で出し切った方がいいです」