【高校野球】奈良が今春選抜出場の滋賀学園に初戦敗退 県下トップクラスの公立進学校が健闘も
2025年5月24日(土)18時4分 スポーツニッポン
◇春季高校野球近畿大会 奈良2—8滋賀学園(2025年5月24日 さとやくスタジアム)
奈良(奈良3位)は今春の選抜大会に出場した滋賀学園(滋賀1位)に敗れた。試合前から小雨が降り続く悪条件で、守備陣が6失策と乱れた。
エース右腕の神山詞(うた=3年)は7回を9安打6失点(自責1)の内容に「あそこを1点で切れたら、もっといい試合になったのかなと思う」と、1—1の5回に3失策が絡んで3失点した場面を悔やんだ。
奈良OBで、今春から指揮を執る村岡大祐監督は「選手は昨年の秋も近畿大会まで行っていますので、私だけが初めての戦い。変わらずに自分たちの野球をやってくれている」と評価。さらに「滋賀学園さんのピッチャーからヒットが出たことは、自信にしてもいいかなと思う。ただ、点数につながらなかった。もう1本、もう1つ得点につなげるっていうところを課題にしていきたいと思います」。7回と8回の満塁機で無得点に終わった場面を振り返った。
奈良は県内では畝傍(うねび)、郡山とともに公立御三家と称される進学校。24年度は京大18人、阪大32人の現役合格者を輩出している。