【リーグワン】愛知が初昇格に王手 浦安に28点差から大逆転 3部から“成り上がり”なら史上初
2025年5月24日（土）20時5分 スポーツニッポン
◇NNTTジャパンラグビーリーグワン1、2部入れ替え戦第1戦（2025年5月24日 愛知・ウェーブスタジアム刈谷ほか）
2試合が行われ、1部12位の浦安と2部1位の愛知の対戦は、初昇格を目指す愛知が43—42で接戦を制して先勝した。第2戦は31日に千葉・柏の葉公園総合競技場で行われる。
前半14分までに4連続トライを許して0—28と窮地に追い込まれた愛知だが、同18分のFB斉藤大朗のトライを皮切りに反撃を開始。後半13分に一度逆転した後はシーソーゲームとなったが、6点を追い掛けるロスタイムにSOフレディー・バーンズのパントキックを斉藤がトライゾーンで抑えて1点差に。最後はバーンズが厳しい角度のコンバージョンを決めて“逆転サヨナラ勝ち”を収めた。
もう1試合は1部11位の三重が、2部2位で2季ぶりの復帰を目指す花園を29—25で下した。第2戦は30日に、三重交通Gスポーツの杜鈴鹿で行われる。
1、2部入れ替え戦は1部下位2チーム、2部上位2チーム（昨季までは各3チーム）がホーム＆アウエー2回戦を行い、2戦の総勝ち点で昇降格を争う。愛知はリーグ創設年の22年シーズンは3部で参戦しており、昇格すればリーグ史上初の3部スタートからの“成り上がり”チームとなる。
