【F1】モナコGPは初日からクラッシュ続出! FP2で角田裕毅11番手、レーシングブルズ勢が躍進

2025年5月24日(土)1時13分 スポーツニッポン

 ◇F1第8戦モナコGP フリー走行(2025年5月23日 モンテカルロ市街地コース=1周3.337キロ)

 伝統のモナコGPが開幕してフリー走行が行われ、レッドブルの角田裕毅は2回目(FP2)で11番手につけた。過去モナコでは16位、17位、15位、8位で、25日の決勝では2年連続入賞を狙う。

 フリー走行1回目(FP1)は開始早々、フェラーリの前年覇者シャルル・ルクレール(モナコ)がヘアピンで、いきなり進路変更したアストンマーチンのランス・ストロール(カナダ)に追突してしまい、10分の赤旗中断。ルクレールは無事コース復帰して1分11秒964のトップタイムをマークしたが、ストロールは決勝で1グリッド降格のペナルティーを受けた。角田はトラフィックの影響でソフトタイヤではクリーンなタイムアタックができず、1分13秒232の14番手にとどまった。

 FP2も序盤にレーシングブルズのアイザック・ハジャー(フランス)、中盤にはマクラーレンのオスカー・ピアストリ(オーストラリア)がクラッシュしてそれぞれセッションが中断。角田は同僚のマックス・フェルスタッペン(オランダ)と0・004秒差の1分12秒072を出したが、FP2も1分11秒355でトップだったルクレールには0.717秒差をつけられた。リアム・ローソン(ニュージーランド)が5番手、ハジャーが6番手とレーシングブルズ勢が躍進した。

 今年のモナコGPは最低2度のピットストップを義務づける新ルールが適用された。オーバーテークが難しいコースの上に、通常ならタイヤ交換は1度だけのため、予選結果がそのまま決勝の順位となりやすい“退屈なレース”を活性化させることが目的。ドライバーの反応は賛否両論で、2ストップを戦略的に利用するチームも予想され、決勝レースが注目される。

 ▽フリー走行2回目順位

(1)ルクレール(フェラーリ)

(2)ピアストリ(マクラーレン)

(3)ハミルトン(フェラーリ)

(4)ノリス(マクラーレン)

(5)ローソン(レーシングブルズ)

(6)ハジャー(レーシングブルズ)

(7)アロンソ(アストンマーチン)

(8)アルボン(ウィリアムズ)

(9)アントネッリ(メルセデス)

(10)フェルスタッペン(レッドブル)

(11)角田裕毅(レッドブル)

(12)ラッセル(メルセデス)

(13)サインツ(ウィリアムズ)

(14)ボルトレート(キックザウバー)

(15)ベアマン(ハース)

(16)ヒュルケンベルク(キックザウバー)

(17)ガスリー(アルピーヌ)

(18)ストロール(アストンマーチン)

(19)オコン(ハース)

(20)コラピント(アルピーヌ)

スポーツニッポン

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