神戸はFW宮代2発も及ばず 清水・MF乾の個人技とCKに屈する

2025年5月25日(日)16時53分 スポーツニッポン

 ◇明治安田生命J1リーグ第18節 神戸2—3清水(2025年5月25日 IAIスタジアム日本平)

 3連勝を狙った神戸はFW宮代大聖(24)が2ゴールしたものの、今季ワーストタイの3失点で清水に屈した。

 前半15分、右サイドに抜けてきた清水FW乾貴士(36)にDF酒井高徳(34)が股間にボールを通されて抜かれると、DF山川哲史(27)も股抜きでパスを通されて清水の先制ゴールにつながった。24分と後半27分の失点は左CKから。ゾーンで守る隙間を狙われた。

 神戸は後半7分に宮代が自陣からドリブルで持ち込んでペナルティーエリア内まで進んで右足シュート。相手GKの左手に阻まれたが、12分にMF井手口陽介(28)の速い右CKを頭で合わせて1—2。45分にはDF本多勇喜(34)のクロスボールを宮代が首を振って再び頭で合わせて2—3とした。終了間際の52分、宮代はMF鍬先祐弥(27)とのワンツーでエリア内で左足シュートを放ったが、ゴール左に外れて追いつくことはできなかった。

 吉田孝行監督(48)は「前半の入りは悪くなかったが、そこから悪い時間帯が多くあって相手に勢いを乗せてしまった。後半も悪い時間帯があったし、プランを含めて自分の責任」と振り返った。清水と異なり中3日の試合で気温も30度近くの消耗戦だったことを問われても「暑さというのは相手も条件は同じ。もっともっとやらなきゃいけないと感じさせられた試合でした」と淡々と話していた。

スポーツニッポン

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