清水大成がメジャーで初V「tTウェッジ4本でバーディチャンスが多くなった」【勝者のギア】

2025年5月27日(火)11時0分 ALBA Net

メジャーで初優勝を遂げた清水大成の勝負のギア(撮影:上山敬太)

<日本プロゴルフ選手権 最終日◇25日◇三甲ゴルフ倶楽部 谷汲コース(岐阜県)◇7337ヤード・パー72>

今季初戦の国内メジャーは27歳の清水大成による悲願の初優勝で幕を閉じた。清水がウイニングパットを沈める直前、最終18番のグリーンそばで、その姿を見つめる専属トレーナーの堀川智氏(ほりかわ・さとし、51歳)は目に涙を浮かべ、優勝が決まると大粒の涙が溢れた。


メジャー今季初戦の最終日は、26歳の清水大成がプレーオフ4ホール目でパーセーブし、同学年の生源寺龍憲を撃破。念願のツアー初優勝を果たした。優勝インタビューでは、「ホッとしました。やっと勝てた」と笑顔を見せた。

今週活躍したクラブについて問われ「ウェッジのタテ距離とかがすごい合って、チャンスがつくれたのではないかなと思います」と返答。ジューシー製ウェッジを4本揃える点は、石川遼と話した影響だと言う。

「2年前に石川遼さんとご飯に行かせてもらった時、以前は2番アイアンとかを入れていたりして、上(のクラブ)をけっこう固めていたんですけど『それ使う時と100ヤード以内とか130ヤード以内を打つ時はどっちが多い?』って話になって。前は47−54−60度と6度刻みぐらいで幅20ヤードぐらいあったんですけど、それを10ヤード刻みぐらいにして130ヤードぐらいの精度が上がってバーディチャンスをかなりつくれるようになった。僕の飛距離とゴルフスタイルに合うようになったんじゃないかなと思います」(清水)

大学3年生からジューシーウェッジを使用しており「顔、打感、乗り感、当たる感じというか、全部が良いです」と信頼を置く清水。また昨年からフェードに球筋を変えて、つかまりのいいクラブを使うことで「ドローが打ちたい時にも簡単に打てる」点にもこだわる。その他、グラファイトデザインには3Wシャフトを『TOUR AD DI-7.5』(X)という特別な重量のものを用意してもらうなど、随所にこだわりを感じる14本となっている。

【清水大成のクラブセッティング 】
1W:キャロウェイPARADYM Ai SMOKE ♦♦♦ MAX(9°TOUR AD DI-7X)
3,5W:テーラーメイドSTEALTH 2(15,18°TOUR AD DI-7.5X,9X)
4I:ブリヂストン221CB(DG EXツアーイシュー )
5I〜9I:ブリヂストン220MB (DG EXツアーイシュー)
48,52,56,60°:ジューシーtTウェッジ(DG EXツアーイシュー)
PT:スコッティ・キャメロン009M GSS
BALL:ブリヂストンTOUR B X


<ゴルフ情報ALBA Net>

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