大の里、横綱昇進までの流れ 26日・横審後に28日・番付編成会議及び臨時理事会で正式承認され伝達式
2025年5月26日(月)5時30分 スポーツ報知
八角理事長(右)から賜杯を受け取る大の里(カメラ・今西 淳)
◆大相撲 ▽夏場所千秋楽(25日、東京・両国国技館)
番付編成を担う日本相撲協会審判部が、八角理事長に昇進を諮る臨時理事会の開催を要請し、理事長が受諾した。26日の横綱審議委員会(横審)への諮問も決め、大の里の横綱昇進へ動き出した。高田川審判部長(元関脇・安芸乃島)は昼に開いた会議で満場一致で決めたと説明。「言うことない。来場所が楽しみ。前に出て圧倒的な力で相手をねじ伏せる横綱になってほしい」と期待。
横審は千秋楽翌日の26日に開かれ、理事長が昇進を諮問し、出席委員の3分の2以上が賛成すれば推薦が決まる。推挙されれば28日の番付編成会議及び臨時理事会で正式に承認され、伝達式が開かれる。通例では昇進後の数日中に明治神宮で奉納土俵入りが行われる。