ドジャース戦に思わぬ強敵 かつてはヤンキースの投手を襲って試合を動かした過去も
2025年5月27日(火)6時16分 スポーツ報知
◆米大リーグ ガーディアンズ—ドジャース(26日、米オハイオ州クリーブランド=プログレッシブフィールド)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が26日(日本時間27日午前7時10分開始予定)、敵地・ガーディアンズ戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。先発のマウンドには、山本由伸投手(26)が上がって、6勝目を狙う。
気温が18度ほどで快晴となり、野球日和となったクリーブランドのプログレッシブフィールドだが、この日から3連戦を戦うドジャースに思わぬ敵が出現した。虫だ。体長は1センチほどだが、球場内外で大量発生し、試合前に囲み取材が行われたドジャースの三塁ベンチにも飛び交っていた。“犯人”は「Midge」(小虫)という羽がついて飛ぶ虫だ。
かつて同球場では2007年にヤンキースが10月に地区シリーズを戦った際に「カナディアンソルジャー」といわれる虫が当時新人リリーフエースだったチェンバレンを襲い、防虫スプレーを吹きかけるなどしても体につきまとって集中力を欠いて同点に追いつかれた。
これまで大谷は打席でたびたび飛んでいる小さな虫を払うようなしぐさを見せたこともあった。試合進行に影響がないことを祈るのみだ。