マンシー 大谷翔平の衝撃の逆方向弾に「ちょっと嫉妬」「打ち損じて本塁打に。普通の人間にはできない」

2025年5月28日(水)11時24分 スポーツニッポン

 ◇インターリーグ ドジャース9—5ガーディアンズ(2025年5月27日 クリーブランド)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)は27日(日本時間28日)、敵地でのガーディアンズ戦に「1番・DH」で先発出場。第3打席で2ランを放ち、5年連続20本塁打をマークした。6度目の20号到達は、日本選手では並んでいた松井秀喜を抜いて最多とした。3戦連発は今季2度目となった。安打は2ランの1本のみだったが、チームは9—5で勝利して2カードぶりのカード勝ち越しに貢献した。

 試合後、この日右翼へ特大の4号を放ったマンシーは、大谷の逆方向への一発について「本当に凄い。(一方で)ちょっと嫉妬している。今日の彼はたぶん打ち損じてフライを打ち、それでも本塁打になった。普通の人間にはできないことを彼はやってのける。見ていて本当に楽しいよ」と冗談交じりに笑顔で話した。

 また、デーブ・ロバーツ監督はマンシーが“大谷が反対方向に打ち損じて本塁打になるのは不公平だ”と話していたと振られると「会心の当たりではなかったが、正しい回転がかかっていた。彼が打つと、まるでヘリウムガスボールのようにそのまま飛び続けることがある。そして、彼が地球上の誰よりもミスを許容される(打ち損じても本塁打になる)余裕があるのは事実だ。おそらく彼とジャッジがそうだ」と昨季58本塁打をマークしたヤンキース・ジャッジと双璧であるとの見方を示した。

 2—0の4回2死一塁で大谷が快音を響かせた。初球のカットボールを振り抜くと、打球速度104.5マイル(約168.2キロ)、今季本塁打では最も高い39度の角度で高々と左翼方向へ上がった打球は5.8メートルの高いフェンスを越える362フィート(約110.3メートル)弾となった。打たれたバイビーはマウンド上であ然とした表情を見せたほどの衝撃度だった。両リーグトップに立つ本塁打数は2位のヤンキース・ジャッジ、フィリーズ・シュワバーに2本差をつけた。

 これで昨季の54本塁打を上回る58本塁打ペース。昨季の20号到達はチームの75試合目だったが、今季は自身最速の55試合目での到達と60発の大台も期待される。

 26日のガーディアンズ戦は、初球を右翼2階席に放り込むプレーボール弾を放った。大谷の初回初球先頭打者弾は通算3本目で、先攻のプレーボール弾は2本目。ちなみに日本ハム時代の先頭弾は1本のみだが、その1本が初めて「1番・投手」で出場した16年7月3日のソフトバンク戦でのプレーボール弾だった。日本選手では37本でトップのイチローに次いで2番目となっている。

スポーツニッポン

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