大谷翔平プレーボール弾はガ軍ファンがゲット!子供らとドジャース「見に来た」「サインももらえれば...」
2025年5月27日(火)8時30分 スポーツニッポン
◇インターリーグ ドジャース—ガーディアンズ(2025年5月26日 クリーブランド)
ドジャースの大谷翔平投手(30)が26日(日本時間27日)、敵地でのガーディアンズ戦に「1番・DH」で先発出場。第1打席で2戦連発となる大リーグ単独トップの19号本塁打を放った。
プレーボール弾で敵地を驚かせた。右腕ウィリアムズの初球96.5マイル(約155.3キロ)内角直球を強振。打球速度115マイル(約185.0キロ)、角度28度で飛び出した痛烈な打球はあっという間に右翼席に突き刺さった。飛距離は378フィート(約115.2メートル)だった。
大谷の先頭打者アーチをゲットしたのはクリーブランド郊外のエイボン・レイク在住、ニック・ラムさん(46)。「ちょうど席に辿り着いたところに打球が飛んできた。打球音が聞こえ、みんながそちらを見て、私が掴んで子供たちに見せた。素晴らしいよ。とてもクール。すごい確率だからね。ボールが取れて、子供たちのためにもハッピーだ」と試合開始直後に起きた幸運を興奮気味に語った。
そして「私はガーディアンズファン。だけど、ドジャースが街を訪れたときはいつでも観にきている。あそこに4人、全部で6人の子供が来ている。(大谷を)見に来たんだ」と子供らとともに「メモリアル・デー」の祝日に大谷らスーパースターが揃うドジャース戦を楽しみに観戦に訪れたという。
ラムさんは「彼らは大谷、ベッツ、フリーマンが大好き。(すごさは)分かっているだろ?ガーディアンズの大ファンだけど、ドジャースが観られて喜んでいる。ボールは多分キープして、子供たちにあげるよ。誰かが買いたいのかもしれないけど、子供たちは翔平のボールが取れてハッピーだから」と転売せずに子供たちと“宝物”にすると約束した。
その上で「サインももらえれば素晴らしいけど、どうすればいいかは分からないな」と大谷の直筆サインがあれば、とひそかな願いも口にした。