【住之江ボート 全国地区選抜戦】高憧四季 「スローの方がいい」スタートを決めて目指せ地元初優勝
2025年5月27日(火)21時32分 スポーツニッポン
ボートレース住之江の「第43回全国地区選抜戦」は4日目9〜11Rで準優勝戦が行われ、28日の最終日12Rで争われる優勝戦メンバーが出そろった。
準優勝戦一発目の9R、絶好枠の高憧四季(25=大阪)は「(1周)1マークは厳しい形になってビックリしました」と振り返るように新井英孝のカド4コース捲りを封じて先マイ。そのまま逃げ切って、2022年5月26日の第58回ダイナミック敢闘旗以来となる4回目の地元ファイナル進出を決めた(通算では17回目)。
躍進を支えるのは「いいです」と断言する舟足の良さ。具体的には「捲られても不思議じゃない形なのに捲られなかったし、バックも伸びていきました」で「準優はペラをチャレンジしていったけど合ってなかった。その分ターンで少し横に行った」とセッティングの不満を口にした。
それでも「これはダメなのが分かったので、戻します。戻せば3日目の感じから大丈夫」ならば、修正は容易だろう。
優勝戦は3号艇。「スタートは12Rならスローの方がいい」と言い「今(準優勝戦9R)の1着と2着で大違いでした」と胸をなで下ろした。
シリーズリーダー北野輝季に永田啓二と内2艇は手ごわいが、強気の攻めで地元初制覇(通算では昨年11月9日のとこなめ以来3V)にチャレンジする。