ドジャース大谷翔平が今季5本目の先頭打者本塁打…深夜移動の疲れ感じさせない強烈な一発

2025年5月27日(火)8時22分 読売新聞

 【クリーブランド(米オハイオ州)=帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は26日(日本時間27日)、敵地でのガーディアンズ戦に1番指名打者で出場し、一回に2試合連続の先頭打者本塁打となる右越えの19号ソロを放った。初球をとらえた一発で、今季5本目、通算17本目の先頭打者アーチとなった。打った瞬間に本塁打を確信したようで、打球の行方を見た大谷はゆっくりと歩き出した。

 大谷にとってはドジャース移籍後、初めての敵地クリーブランドでの試合。開始直後、打席に入る際に浴びたブーイングを、あっという間にどよめきに変えた。相手先発のウィリアムズが投げた内角の96・5マイル(約155キロ)の直球をフルスイング。打球速度115マイル(約185キロ)の痛烈なライナー性の打球は、右翼席に突き刺さった。

 投手としての調整が本格化する中での2試合連続の先頭打者本塁打だった。

 前日の敵地ニューヨークでのメッツ戦では、試合前に投手として2023年9月の右肘手術後では初めて打者と対戦し、延べ5人の打者を相手に最速97マイル(約156キロ)の直球を含め22球を投げた。その約4時間半後に打者として打席に立ち、相手先発の千賀滉大の2球目を振り抜いて先頭打者アーチ。試合後の深夜に飛行機で移動し、この日の試合を迎えたが、初回から疲れを感じさせない強烈なスイングを見せた。

ヨミドクター 中学受験サポート 読売新聞購読ボタン 読売新聞

「ドジャース」をもっと詳しく

「ドジャース」のニュース

「ドジャース」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ