佐野海舟 一時引退する考えも「もちろんありました」「自分に対する賛否はもちろんある」…謝罪会見で

2025年5月28日(水)18時44分 スポーツ報知

会見を行った日本代表・佐野海舟(カメラ・後藤 亮太)

 サッカー日本代表MF佐野海舟(24)=マインツ=が28日、昨年7月に不同意性交容疑で逮捕され、のちに不起訴処分になってから初めてメディアの前で会見を行った。

 海外挑戦1年目だった今季はドイツ1部で全34試合先発出場の偉業を達成し、今回、北中米W杯アジア最終予選、アウェーのオーストラリア戦(6月5日)、ホームのインドネシア戦(同10日)に臨む代表に、昨年3月以来約1年2か月ぶりの復帰を果たした。会見で佐野は「昨年の自分の行動によって、たくさんの方々にご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳ございませんでした」と深々と頭を下げて、謝罪の言葉を口にした。

 サッカーから離れた期間についての質問に「本当に自分と見つめ続けて、本当に考えて、考えて、見つめ続けていました」と振り返り、現役から引退することも「もちろんその考えはありましたし、自分が一番大事な時期に自分の甘さというのがあったと思います」と、反省の言葉を口にした。

 その上で「でも本当にサッカーをやるチャンスがもらえた以上は、自分もそこでしっかりやっていかないといけないなとは思います」と話した。「自分に対する賛否はもちろんあるとは思っています。でも、自分にできることを考えて、僕は日本のサッカーのために戦うしかないと思っているので、それをやり続けて、プレーで行動で示していきたいなと思っています」と、強い覚悟で代表でプレーすることを誓った。

スポーツ報知

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