「あまりに高すぎる」223cmの中国女子バスケ17歳に絶句 対戦した韓国メディアは茫然自失「どんな戦術も通じない」

2024年7月1日(月)6時0分 ココカラネクスト

規格外の体躯でライバルを圧倒するチャン・ツーユウ。同世代では無敵の存在になりつつある。(C)Getty Images

 多士済々のバスケットボール界で異彩を放つ17歳が世界的な関心を集めている。目下、開催中の「FIBA U-18女子アジアカップ」に参戦中している中国のチャン・ツーユウだ。

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 身長223cmの巨躯でコートを駆けまわる17歳は相手にとって文字通り止めようがない存在だ。中国が満を持して国際大会デビューさせたばかりの超新星は、1次ラウンドの日本戦で大会新記録となる44得点を叩き出すと、韓国との準決勝でも34得点をマーク。ライバルのマークを一切寄せ付けていない。

 小学校の卒業時点で210センチを超えていたというチャン・ツーユウ。両親ともに元プロバスケットボール選手で、父が213センチ、母が198センチのDNAを引き継ぐ彼女は、規格外のサイズと親譲りの技術で攻守に存在感を放つ。

 対峙したライバルもお手上げと言った様子だ。出場21分35秒で16リバウンド&5アシストを記録された韓国の日刊紙『朝鮮日報』は、「『人間版万里の長城』はあまりに高すぎる壁だった」と愕然。「リバウンドをことごとく制し、じっとしていても、韓国の選手たちがジャンプしたよりも高い。ただただ見守るしかできなかった」と目の当たりにした驚異のプレーの数々に脱帽した。

 また、同紙は別のリポート記事でもチャン・ツーユウをクローズアップ。カン・ビョンス監督の「リバウンドを取るということがもはや難しい」としたコメントを伝え、迫力満点の一挙手一投足を次のように強調した。

「韓国は決勝に進出できなかった。それは身長220cmを超える“中国のモンスターセンター”チャン・ツーユウを克服できなかったからだ。高さに対抗するためにスピードバスケを掲げて挑んだ韓国だったが、彼女の圧倒的な高さの前では、どんな戦術や個人技も通じなかった」

 プレッシャーの中でも存分に本領を発揮する17歳は、ここからどのように成長していくのか。そのプレーには世界的な熱視線が注がれている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]


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