京都、アラベスからFW原大智が完全移籍加入!「早く恩返しできるように頑張ります」

2023年7月3日(月)17時35分 サッカーキング

アラベス時代の原大智(撮影は2022年7月) [写真]=Getty Images

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 京都サンガF.C.は3日、スペインのアラベスからFW原大智が完全移籍にて加入することを発表した。

 原は1999年5月5日生まれの現在24歳。FC東京の育成組織出身で、U−15むさし、U−18を経て2018年にトップチームに昇格した。昇格後の2シーズンはトップチームでの定位置争いに食い込めず、J3を戦っていたU−23チームが主戦場に。2019シーズンは明治安田生命J3リーグ30試合の出場で19ゴールを挙げ、リーグの得点王に輝いた。翌年からはトップチームでの出場機会が大幅に増加。2020シーズンは明治安田生命J1リーグ26試合のピッチに立って3ゴールを記録した。

 シーズン終了後の2021年2月にはクロアチア1部のイストラへ完全移籍。シーズン途中の加入だったものの、2020−21シーズンは公式戦18試合の出場で8ゴールという成績を残し、シーズン終了後にアラベスと2年契約を締結した。加入初年度はアラベスからベルギーのシント・トロイデンへレンタル移籍に出て、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)28試合に出場して8ゴールをマーク。翌シーズンはラ・リーガ2部を戦うアラベスに復帰し、公式戦16試合に出場。第5節のルーゴ戦ではスペインで初ゴールを挙げ、コパ・デル・レイでも得点を記録したが、スタメンでの出場機会はわずか4試合と限られており、今年1月にはシント・トロイデンへの再レンタルが決まっていた。2022−23シーズン後半戦はジュピラー・プロ・リーグ11試合のピッチに立った。

 およそ2年半にわたる海外挑戦を経て、Jリーグ復帰が決まった原は、新天地となる京都のクラブ公式HPにてコメントを発表している。

「初めまして。この度、京都サンガF.C.に完全移籍で加入することになりました原大智です。このような新たなチャレンジをさせていただいたチームのみなさんに感謝しています。早く恩返しできるように頑張ります。応援よろしくお願いします」

 2023シーズン、京都は明治安田生命J1リーグ第19節を終えた時点で6勝2分11敗の勝ち点「20」で14位につけている。6月11日に行われた第17節アルビレックス新潟戦からの3試合は2勝1分と無敗で駆け抜けた。巻き返しを狙うシーズン後半戦に向けて、身長191cm体重84kgの“大型ストライカー”がクラブに加わることとなった。

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