「ショウヘイは壮大だ」絵になる大谷翔平の42号後の“ノーヘル走塁”に米メディアも熱視線「彼にできないことはあるか」
2023年8月17日(木)11時48分 ココカラネクスト

42号アーチを放った瞬間にヘルメットがすっぽ抜けてしまった大谷。その走塁に小さくない注目が集まった。(C)Getty Images
稀代の天才は、何をやっても絵になってしまう。
現地時間8月16日に敵地で行なわれたレンジャーズ戦に大谷翔平(エンゼルス)は、「2番・指名打者」で先発出場。初回に42号ソロホームランをマークした。
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投手とは思えない打撃センスを垣間見る一打だった。
一死無塁で相手先発右腕ジョン・グレイと対峙した大谷は、カウント1-0から真ん中高めへ投じられた95.7マイル(約154キロ)の4シームを打ち上げる。完全なるボール球をはじき返した打球は、みるみるうちにセンター方向へ伸びていき、オーバーフェンスとなった。
高めのボール球を打った勢いで思わずヘルメットがすっ飛んだ。それほどのパワーをインパクトの瞬間に込めた。手へのそれなりの反動があったのは想像に難くないが、大谷は髪をなびかせながら涼しい顔でベースを一周。先制のホームを踏んだ。
この大谷の“クールなベース一周”は、米メディアでも小さくない。エンゼルスの地元放送局『Bally Sports West』は公式X(旧ツイッター)で「ショウヘイはただただ壮大だ」と投稿。さらに米スポーツを取り上げているインド・メディア『Sports Keeda』も「ショウヘイはヘルメットなしでベースを駆け回った。彼にできないことはあるだろうか」と、やはり勇ましい姿をクローズアップした。
大谷の“ノーヘル走塁”は、ファンの間でも話題となっている。『Bally Sports West』の投稿には「オオタニはかっこよすぎる」「彼はいつも失望させない」「何をしても絵になる選手だ」といったコメントが寄せられた。
シーズン55発ペースと再び量産体制に入ってきた感がある大谷。2対0でのチームの勝利に貢献した男の振る舞いへの反響は、まだまだ続きそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]