「言いたいこともあると思うけど」男子バレー日本代表37歳の呼びかけにファンが“胸熱”「泣いちゃったよ」
2024年8月21日(水)11時30分 ココカラネクスト

男子バレー日本代表37歳の呼びかけにファンは心を打たれた(C)Getty Images
日本バレーボール協会(JVA)が8月20日、公式YouTube「バレーボール男子日本代表ドキュメンタリーVol.13」を公開。パリ五輪の準々決勝で白熱の試合を展開したイタリア戦を終えたあとの監督、選手のインタビューを紹介している。
【動画】激闘を終えた男子バレー日本代表がコメント!37歳の呼びかけが胸を熱くする
動画では試合前の練習風景と選手のコメントも収録。そして、激闘を終えた選手のインタビューで反響が大きかったのが、深津旭弘のインタビューだった。
37歳のベテランは「(ファンの)皆さんが思う以上にプレッシャーがあって、きょう(イタリアに)負けちゃったけど、日本の集大成を見せられたんじゃないかと思いました。選手は本当に頑張ったんで、褒めてあげてほしい。若い選手を褒めてあげてほしいと僕は思います。(ファンは)いろいろ言いたいこともあると思うけど、負けたから。でもめちゃくちゃ褒めてほしい、後輩を」と、呼びかけている。
さらに「言いたいことがあったら、全然活躍していない俺とかに言ってほしいなーみたいな」と仲間をフォローし、「みんな頑張ったんで、褒めてあげて下さい」と、ファンにお願いした。
そして最後に「悔しいんで、ロスも頑張ります」と、2028年のロサンゼルス五輪へ向けての決意を述べて締めくくった。
この深津のコメントには「深津さんで泣いちゃったよ」「深津さんかっこよすぎます」「深津さん、、活躍してないとか言わないでください!!全員が輝いてました」「深津の兄貴が選ばれた理由がここに詰まってますね」と、心を打たれるファンが続出した。
パリ五輪ではバレーボールだけでなく、さまざまな競技で選手への誹謗中傷が相次ぎ、JVAの川合俊一会長も「愛のある応援をよろしくお願いいたします」と声明を発表するほどだった。今回の深津のコメントも精一杯戦った後輩たちを労い、ファンへ向けての熱い呼びかけとなった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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