“戦略ミス”を嘆くガスリー「早期のタイヤ交換で順位を落とした」アルファタウリはランキング7位争いで後退
2022年10月3日(月)17時31分 AUTOSPORT web
2022年F1シンガポールGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーは、レースの大半で7番手を走行していたが、最終的に10位でフィニッシュした。コンストラクターズ選手権7位を争っているライバル、アストンマーティンが2台で12点を稼いで、ランキング9位から7位に浮上、アルファタウリは8位から9位に落ちる結果になった(現在8位のハースとは同ポイント)。
テクニカルディレクターのジョディ・エギントンは、ドライタイヤにスイッチすると決めたタイミングが早すぎたために、ポジションを落とすことになり、大量にポイントを稼ぐチャンスを生かせなかった、と述べている。
■ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ)
決勝=10位
7番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→ミディアム
今日のリザルトにはとてもがっかりしている。これは僕たちが本来得るべき結果ではない。素晴らしいレースをしていて、ランド(・ノリス/マクラーレン)の後ろ、アストンマーティン2台の前を走っていた。でも、大きなリスクを犯して、早い段階でタイヤ交換を行ったことで、いくつかポジションを落としてしまった。
この決定をどうして下したのか、僕にはよく理解できない。すべてを見直して、このミスから学ぶ必要がある。
今日は大量のポイントを獲得できるチャンスがあっただけに、それができなかったことはかなりの痛手だ。コンストラクターズ選手権の順位を上げる大きなチャンスだったのに、そのチャンスをつかまなかったんだ。