ダルビッシュからの殊勲弾で“問題発言” ドジャースのベテラン戦士が放った放送禁止用語が波紋「満面の笑みでFワードを」

2024年10月13日(日)17時54分 ココカラネクスト

ダルビッシュからの一発で感情を爆発させたK・ヘルナンデス。(C)Getty Images

 緊張感のあるライバル対決を制し、感情が高ぶってしまったのかもしれない。現地時間10月11日に行われたパドレスとの地区シリーズ第5戦で、2-0と制したドジャースのキケ・ヘルナンデスのヒーローインタビューが波紋を呼んでいる。

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 伏兵が殊勲者となった。K・ヘルナンデスは2回に相手先発のダルビッシュ有が初球に投じた152キロの4シームを強振。打った瞬間にそれと分かる打球は左翼席の中段に入った。

 負けたら終わりの一戦で、好投手から放った一打がチームに勢いをもたらしたのは言うまでもない。ゆえに試合後に米スポーツ専門局『FOX Sports』のフラッシュインタビューに応じたK・ヘルナンデスはインタビュアーのケン・ローゼンタール氏に、「これって生放送?」と確認。「はい、そうですよ」と切り返された刹那、「俺たちはそんなこと気にしねぇ!」と放送禁止用語とされるFワードを用いて叫んだのだ。

 翌日にMLB公式サイト『MLB.com』で「自分はパドレスとの非常に激しいシリーズを終え、本当に興奮していたんだ。そこで深く後悔するような、生放送で使うべきではない言葉を使ってしまった」と猛省。若年層の視聴者も多い生放送でFワードを口にした振る舞いを謝罪した。

 パドレスとの接戦を終え、本人がエキサイトしていたのは想像に難くない。だが、周囲に対する敬意に欠けた言動は、批判の対象となった。米紙『Boston Globe』のダン・ショーネシー記者は自身のXで「生放送だと確信した上で、満面の笑みでFワードを連発する。なんて男だ」と嘆いた。

 また、ロサンゼルスの放送局『NBC Los Angeles』は、MLBは「野球の利益にならない行為」をした選手に罰金を科す可能性があることを示唆。確信犯的にFワードを口にしたK・ヘルナンデスについては「球界全体に響いた言葉だったが、間違いなく家族向けの言葉選びではない」と断じた。

 地区シリーズ最終戦直後だった。そうした背景を考えても、情状酌量の余地はあるように思えるが、33歳のドジャース戦士に対する風当たりは強まっている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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