大谷翔平が3戦連発20号2ラン、その後2打席は快音なし

2025年5月28日(水)9時41分 スポーツ報知

◆米大リーグ ガーディアンズ—ドジャース(27日、米オハイオ州クリーブランド=プログレッシブフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が27日(日本時間28日)、敵地・ガーディアンズ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、3点リードの9回先頭で迎えた5打席目は右腕のエンライトと対戦し、この日2つ目の四球で出塁した。

 ガーディアンズの先発はタナー・バイビー投手(26)。23年にメジャーデビューして2年連続2ケタ勝利を挙げているチームのエース格の右腕だ。大谷は試合前の時点で6打数2安打の打率3割3分3厘で、昨年9月8日には46号本塁打。前回登板の22日(同23日)の敵地・タイガース戦では7回3安打無失点の快投を見せて勢いに乗っている。

 初回先頭の1打席目はMLB史上4人目となる3試合連続先頭打者本塁打の期待がかかった打席だったが、見逃し三振。偉業は逃した。ドジャースは2回に6番パヘスからの下位打線の3連打で2点を先取。大谷の2打席目は2死三塁で迎えると、1球も投げることなくガーディアンズベンチは申告敬遠を選択し、敵地ながらブーイングが起こった。ベッツも四球を選んで2死満塁としたがフリーマンが空振り三振に倒れた。2点をリードした4回2死一塁の3打席目には左翼へ3試合連続弾となる20号2ランを。5年連続6度目の20本塁打を自身最速の5月中、チーム55試合目で到達し、MLB全体で1番乗りとなった。2点リードの7回先頭の4打席目は、左腕・ヘリンと対戦し、空振り三振に倒れた。

 大谷は25日(同26日)の敵地・メッツ戦で、ライブBPに登板した直後に千賀から右翼へ18号先頭弾。「甘い球をしっかり打てたので、そこはよかったかなとは思う」とうなずいていた。ニューヨークからクリーブランドに移動した26日(同27日)の敵地・ガーディアンズ戦では先発右腕・ウィリアムズの初球を捉えて自身メジャー2発目となるプレーボール弾。昨年6月25、26日(同26、27日)のともに敵地・ホワイトソックス戦以来自身2度目の2試合連続先頭打者本塁打を放った。

 この日の試合前は約7分間キャッチボールを行って調整。笑顔も見せながらリラックスした様子で、スプリットを入念に確認していた。

スポーツ報知

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