DeNAシーズン終了でバウアー争奪戦スタート 注目集める「球団名」 「判断材料」とは

2023年10月16日(月)11時30分 ココカラネクスト

バウアーは今季10勝をマークした(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 10月15日にセ・リーグCSファーストS第2戦(マツダスタジアム)が行われ、広島がDeNAを4ー2で下し2連勝、ファイナルSへと駒を進めることになった。

 一方、DeNAはこれでシーズンが終了、トレバー・バウアー投手の今後の去就に注目が高まっている。

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 日本球界に移籍1年目となった今季は19試合に登板、10勝4敗、防御率2・76。勝利のためには中4日も辞さずというタフネスさ、また球場を巻き込んでのセレブレーションなど、一躍「バウアー旋風」を巻き起こした。

 日本球界入りする契機となった性的暴行疑惑についても今月に入って和解が成立、今後本人がメジャー含め、どういった選択肢を選ぶのか注目が集まる。

 すでに複数球団が興味を示しているとされる中、獲得にはいくつかのポイントが浮上している。

 まずは年俸面、今季は出来高払いを含め年俸は総額300万ドル(約4億3500万円)に抑えられたが、今シーズンまではドジャースとの残りの契約金が含まれていたこともあり、果たして新たに契約を結ぶ球団はメジャー並みとはいかないまでも、資金力が必要となってきそうだ。

 またDeNAが今季契約を結んだ際には個人のファンクラブ設立、自身のアパレルブランドとの提携など様々な「オプション」も駆使して、バウアー獲得に至った経緯もある。ユーチューバーとしての活動も知られるバウアーにとっては、比較的自由な環境を求めているともされ、獲得に動く球団は野球に取り組む環境プラスアルファの材料も求められそうだ。

 このような条件からすると、今季先発陣の構築に苦しみ、球団としてSNS発信にも前向きなソフトバンク、また新監督となって巻き返しを誓う巨人の出方なども気になるところ。

 ほかにも安定した勝ち星や、一躍有名となったバウアーには集客力にも期待できるとあって様々な面から獲得に乗り出す球団が出てきそうだ。

 しっかり日本野球にも順応したバウアーは果たして来季どこのユニホームを着ているのか。オフの主役の一人となることは間違いない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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