久保建英、勝ち越し点演出もイエロー2枚で退場…ビジャレアルはバレンシアに競り勝つ

2020年10月19日(月)0時54分 サッカーキング

ビジャレアルとバレンシアが対戦した [写真]=Getty Images

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 リーガ・エスパニョーラ第6節が18日に行われ、MF久保建英が所属するビジャレアルとバレンシアが対戦した。久保は6試合連続のベンチスタートとなり、64分から出場した。

 試合開始早々の5分、サムエル・チュクウェゼのロングパスから相手の背後を取ったアルフォンソ・ペドラサが倒され、ビジャレアルがPKを獲得。キッカーを務めたパコ・アルカセルは相手GKの逆を突いて右に沈め、早々にビジャレアルが先制に成功した。

 ビジャレアルは28分、エリア内の密集を突破したペドラサがゴール前で左足を振り抜いたが、強烈なシュートは相手GKに正面で弾かれた。すると37分、バレンシアが同点に追いつく。左サイドのショートコーナーから受けたゴンサロ・グエデスは、カットインから中央まで運んで右足一閃。強烈なシュートをニアのゴール左に突き刺した。

 ビジャレアルは64分、チュクウェゼに代えて久保を投入。すると69分、ビジャレアルが勝ち越しに成功する。エリアの外中央で受けた久保が、トラップからヒールパスでダニエル・パレホに託すと、寄せてきた相手に競り勝ったパレホはエリアの外からフィニッシュ。ボールは相手にも当たってゴール左上に突き刺さり、パレホは古巣相手に加入後初ゴールを記録した。なお、リーガの公式記録では久保のアシストとは記録されていない。

 72分、久保は相手へのハイキックでイエローカードを受け取る。すると後半アディショナルタイム2分、ボールをキープしようとした際に相手の足を削ってしまった久保に2枚目のイエローカードが提示され、同選手は退場。ビジャレアルは数的不利で残り時間を戦うことになった。試合はこのまま終了し、ビジャレアルが2試合ぶり今季3勝目で勝ち点を「11」に伸ばした。次節、ビジャレアルはヨーロッパリーグを挟んで25日にカディスと、バレンシアは23日にアウェイでエルチェと対戦する。

【スコア】
ビジャレアル 2−1 バレンシア

【得点者】
1−0 6分 パコ・アルカセル(ビジャレアル)
1−1 37分 ゴンサロ・グエデス(バレンシア)
2−1 69分 ダニエル・パレホ(ビジャレアル)

サッカーキング

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