ウーデゴーアが復帰間近に! アルテタ監督「大きな一歩」…一方でライスはインテル戦欠場へ
2024年11月6日(水)16時53分 サッカーキング
ウーデゴーアは現地時間9月9日に行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)リーグB・グループ3第2節のオーストリア代表戦にて左足首を負傷。その後に行われた検査の結果、じん帯の一部に損傷が確認され、戦線離脱を余儀なくされた。主将かつ絶対的司令塔を欠いたアーセナルは、プレミアリーグ直近3試合を1分2敗という成績で終えるなど、安定感に欠けた戦いが続いている。
そんなウーデゴーアは今週に入りチームの全体トレーニングに合流。現地時間6日に控えるチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第4節インテル戦の遠征メンバーにも名を連ね、敵地『サン・シーロ』で行われる一戦で実戦復帰を果たす可能性が報じられている。同試合の前日会見に出席したアルテタ監督は、間近に迫った主将の復帰について次のように語った。
「マルティンが戻ってきたことは我々にとって前向きなニュースだ。彼はチームメイトとともにトレーニングを積んでおり、今日はフルセッションをこなした。彼の調子は良さそうだし、予定よりも少し早かったが、彼はチームと一緒にいたがっていた。起用するかどうかについては明日決める。だが、少なくとも彼が我々と一緒に旅をし、チームの一員になったことは大きな一歩だよ」
一方で、今シーズンここまで公式戦13試合に出場しているイングランド代表MFデクラン・ライスはインテル戦の遠征メンバー外に。アルテタ監督は同選手の状態について「残念ながら、デクランはニューカッスル戦で負傷した。試合を最後までプレーしたが、ここ数日はコンディションが良くなかった。打撲なので足に問題がある」と明かしている。
現地時間10日にはチェルシーとのビッグロンドン・ダービーが控えているアーセナルだが、この試合にライスが出場するかは現時点で不透明。アルテタ監督も「週末に間に合うかどうか木曜日に評価する必要がある」とコメントするに留めている。
なお、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、ライスの負傷は深刻なものではなく、遠征メンバーから外れたことについても予防措置的側面が強いものだと指摘している。