「3人ともヘボ!」元日本代表の闘莉王氏がW杯メンバー選出を酷評!「俺ならこのFW3人じゃなかった」と怒る理由は

2022年11月8日(火)17時13分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 11月1日に日本代表監督の森保一監督から、ワールドカップカタール大会に挑む日本代表メンバーが発表された。

 日本代表に選出されたFW陣について、サッカー元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が自身のYouTubeチャンネル『闘莉王TV』で熱く語った。

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 日本代表監督の森保一監督から、ワールドカップに挑む日本代表メンバーが発表され、FWは浅野拓磨(ボーフム)、前田大然選手(セルティック)、上田綺世選手(セルクル・ブルージュ)が選ばれた。

 しかし、これまで代表FWの第一線で活躍してきた大迫勇也選手(ヴィッセル神戸)や海外でも活躍している古橋亨梧選手(セルティック)らが選出されなかった。

 このFW 3人の選出について闘莉王氏は、次のように語っている。

「ヘボ、ヘボ、ヘボ。3人をミキサーに入れて、1人だけの選手を作るんだったら、それも作れないくらい3人ともヘボ!」

「怖さを与えない。3人のパーツを選んで1人のFWを作ろうとしたら、前田の速さ、上田のヘディング、浅野の裏への突破…そういう良いところを取ったとしても、1人のFWになりきれないぐらい、3人とも良くない。これで点取れない!」

 忖度なしの厳しい持論を展開し、3選手全員の個の能力が足りないとバッサリ。さらに、闘莉王氏は、MF鎌田大地(フランクフルト)の1トップ起用や、調子の上がりきらない南野拓実(モナコ)のFW起用を代替案として提案した。

 浅野、前田、上田の3選手に不満を持つ理由として、点を取るイメージが出来ないことや、相手DFへの怖さがないことなどを自身の経験から語り、この3人のFWは同じタイプであり戦術の引き出しが少ないというデメリットも理由にあげた。

 それでも、浅野と前田の持つトップクラスのスピードは前線からのプレッシングが出来るのではという質問に対して、「FWはプレッシング必要ないんだよ。FWは点を取るんです。だったら、DFを1トップに入れろ! そしたらプレッシングがかかる。考え方がおかしいんです」と、質問に呆れた様子で笑みを浮かべながら完全否定。

 最後には、自分が日本代表の首脳陣であれば、大迫か古橋、さらには湘南ベルマーレの町野修斗の名前を挙げ、「この3人の誰かを削って、大迫、古橋、町野の誰かを連れて行くんだって、コーチたちは言わないのかーい。俺がコーチとして日本代表にいれば、このFW3人じゃなかった、絶対」と、タイプの違う選手の選出が必要だったと熱弁した。

 それでも最後には、「めちゃくちゃ楽しみ、声が枯れるまで応援します」と日本代表の躍進に期待していた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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