いま注目!メガネ関連で唯一の国家資格「眼鏡作製技能士」って?最初の合格者は約6000名
2023年3月24日(金)11時0分 ココカラネクスト

メガネの国家資格「眼鏡作製技能士」(がんきょうさくせいぎのうし)をご存じですか?
メガネ作りにおいて、お客様に最適な提案・販売・ケアを行う総合エキスパート。
具体的には、メガネの使用状況・使用目的をお客様から聞き取ると共に、視力の測定、レンズ・フレームの販売、加工前作業、レンズ発注・加工、フィッティング、引き渡し、アフターケアを行う、いわば“メガネお仕立てのプロフェッショナル”なんです。
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同資格は、2022年11月に新設したばかり。公益社団法人 日本眼鏡技術者協会というところが手掛け、メガネに関する国内唯一の国家検定資格(国家資格)として、注目を集めています。
日本眼鏡技術者協会のプレスリリース(2022年11月26日)によると、「眼鏡作製技能士」の第一期合格者を「6,089名」と発表されています。
メガネ店に行ってみたら、もしかすると「眼鏡作製技能士」の資格を有し、専門的な知識や技能をもった販売員さんと出会えるかも!より見えやすい&自分に合ったメガネが見つかる!?と考えると、これからメガネを作ろうかな〜と思っている方、とっても楽しみですよね。
「眼鏡作製技能士」のメガネ販売員に聞く。アイケアに大切なのは<定期的な視力測定>
さて、今回は「眼鏡作製技能士」の販売員さんに、「アイケア」に大切な要素を聞いてきました。
お話を伺ったのは、メガネチェーン「ビジョンメガネ」兵庫東エリア・マネジャーの渡部ジョン太郎さん。販売員歴20年以上のベテランマネジャーさんです。
「最適の見え方」をキープしながらメガネをお使いいただくためには、3カ月に1回程度の<定期的な視力測定>を、ビジョンメガネさんでは推奨しているといいます。
渡部さんによると、視力を測定することで、視力の変化以外のことも分かるそう。
「視力測定により、視力の変化だけでなく、目の病気などトラブルの早期発見につながることがあります。
例えば、年齢やスマートフォンなど至近距離を見続けることによって起こるピント調節力の低下を我慢し続けていると、目が疲れやすく、肩こりや頭痛を引き起こすこともあります。
定期的に視力測定をしていれば、視力変化にともなって最適なレンズに変更するなど対策ができます。」とのこと。
なお、視力測定で見え方が改善しない場合、ビジョンメガネでは眼科医の受診をおすすめされているそうです。
ちなみに、視力測定だけでもOKのメガネチェーン店もあるんだとか。
「ビジョンメガネ」の渡部さんも、「メガネフレームの歪みや不具合の調整もできますので、気軽にメガネ店での視力測定をご利用ください。」と教えてくれましたよ。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。