折り紙で作ったパーツをつなげていくと……　母の日にぴったりな“ギフト”が完成「ずっと知りたかった」「早速折ってみます」

　母の日に贈りたくなる、折り紙による“カーネーション”の作り方がYouTubeとInstagramに投稿されました。動画は合わせて3万3000回以上再生（記事執筆時点）され、「素敵」「母の日に作ってあげたい」といった声が上がっています。
　投稿したのは、YouTubeチャンネル「ちっしー折り紙 Chisshy Origami」。折り紙やレジンを使った作品を制作し、その作り方を分かりやすく教えてくれています。以前には、ぷっくりかわいい“桜の作り方”が話題になりました。今回は、色とりどりのカーネーションの作り方を紹介してくれます。
　メインの材料は、100円ショップで購入できる5センチ四方の折り紙です。赤色のカーネーションを作るために赤色の折り紙を4枚、ガクになる緑色の折り紙を1枚使います。この他、茎と葉になるタテ15×ヨコ7.5センチ（15センチ角の半分）の緑色の折り紙1枚と、ハサミ、のり、セロハンテープを用意しておきましょう。
　まずは、赤色の折り紙を三角になるように半分に折ります。さらに半分に折ったらそれを開き、中心の折り線に向かって右側、左側の順で折るとひし形になりました。
　右側を右下のフチに向かって折り返し、折った部分を戻しながら起こしたら上から指を入れて奥まで開き、折り線に沿ってつぶして折ります。反対側も同じように折っておきましょう。
　そのまま裏返して手前にくる左右のカドを少し内側に折っていき、真ん中（手前）のカドと右上のカドが直線になるように谷折りで起こしました。反対側も同じ手順で起こしておきます。
　もう一度裏返し、手前にくる左右のカドを少し内側に折ったら再度裏返します。手前を抑えながら、右側の左側面が真ん中にくるように動かしながら折っていき、左側も同様に折ると花のパーツが1つ完成しました。残りの3枚の折り紙も同じ方法で花を作りましょう。
　花のパーツが4つ作れたら、3つのパーツを裏返し、花びらが合わさるようにセロハンテープで接着。テープがない面の中央のパーツが手前になるように出しておきます。残りの1つは裏返して上の方にのりを塗り、つなげておいたパーツの表面に重ねるように付けました。花部分の完成です。
　続いて、緑色の折り紙を使ってガクを作っていきましょう。まずは、花のパーツと同じように、ひし形になるように折り進めます。ひし形に折ったら、左右のカドから中央に向かって折りました。そのまま裏返して奥のカドから少し上のラインで山折りにしたら、ひし形まで戻します。
　上の紙を1枚めくり、折り線で内側へ折り直しました。開いた両側も折り直したら、中央に向かって右下のフチと左下のフチを合わせて折っていくと、ガクの完成です。のり付けした花をガクに差し込んでおきましょう。
　タテ15×ヨコ7.5センチの折り紙を横長の向きにしたらそのまま半分に折り、折り線に沿ってハサミでカットした片方を使い、まずは茎を折っていきます。
　横長の向きで半分に折り、それを開いてから折り線に向かって下から巻くように折り進めました。端の裏面（白）にのり付けし、折り直すように貼り付けると茎パーツが完成しました。
　葉のパーツの折り紙の向きは、縦長の裏面（白）です。上下を逆さにしながら半分ずつ折っていき、4本の折り線を付けておきます。広げた状態で一番上の四角にのりを塗布し、折り直して接着。さらに、上下を逆にして同じように貼り合わせました。中央の線で半分に折り、2つは細く長め、1つは小さく太めの三日月形に合計3つカットしました。
　仕上げにのりでパーツをつなげていくと、約タテ15×ヨコ6.7センチの1輪のカーネーションが完成しました！
　1輪でもかわいいですし、たくさん作って豪華な花束にしてもすてきですね。動画では詳しい作り方の他に、15センチ角の折り紙1枚から5センチ角の折り紙を9枚作る方法も紹介しています。気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。
　この動画のコメント欄には「何回見ても素敵」「綺麗です。作ってみます」「カーネーション、ずっと折り方知りたかったです」「分かりやすくて早速休みの日に折ってみます」といった声が寄せられています。
　YouTubeチャンネル「ちっしー折り紙 Chisshy Origami」では、今回のカーネーションにぴったりな「1輪ブーケの作り方」や、ブーケから顔を出しているかわいい動物たちの作り方も公開中。Instagram、Threads、ブログでも情報を発信しています。
　また、書籍『ちっしー折り紙のハートでつくるかわいい折り紙12カ月』（ブティック社）が販売中です。
動画提供：YouTubeチャンネル「ちっしー折り紙 Chisshy Origami」