【かぎ針編み】ダイソーの毛糸をコツコツ編んでいくと…… オシャレで“毎日使える”バッグが完成!「とてもすてきなデザイン」
2025年5月12日(月)11時0分 ねとらぼ
ダイソーの毛糸をコツコツ編んでいくと……
動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「Claireくれあ Craft」のくれあさん。以前には、ころんとした形がかわいい“お花のグラニーポーチ”の編み方を紹介してくれました。
今回作るのは底が円形のバケツバッグ。ダイソーのマクラメヤーン374マスタード7玉の他、5号(3ミリ)の編み針、段数マーカー、とじ針、まち針かクリップ、ハサミ、ライター(糸端の処理のため)、タグ、セリアの巾着(M/中身を隠すため)などを使用します。
●円底を編みます
糸始末ができるくらい糸端を残し、輪の作り目をして鎖1目で立ち上がり、細編みを6目編みます。これを【1段目】X(6)と表記します(Xは細編みのこと)。糸端を引いて輪を小さくし、1目めの頭にかぎ針を入れて引き抜いたら1段目が終了です。
2段目は、1つの目に対して2目ずつ編み入れて目数を12目に増やしていきます。これを【2段目】V(12)と表記しました(Vは増やし目のこと)。
3段目以降は下記のように増やし目をします(鎖1目で立ち上がってマーカーを付け、途中を編んで1周したら引き抜くのは各段共通。繰り返しで半端になった部分には細編みを編みます)。この動画では省略されていますが、詳細は過去の動画で見ることができます。17段目まで編んだときの大きさは直径15.5センチです。
【3段目】XVの繰り返し(18)
【4段目】VXXの繰り返し(24)
【5段目】XXXVの繰り返し(30)
【6段目】XVの後、(XXXXV)の繰り返し(36)
【7段目】XXXXXVの繰り返し(42)
【8段目】XXVの後、(XXXXXXV)の繰り返し(48)
【9段目】XXXXXXXVの繰り返し(54)
【10段目】XXXVの後、(XXXXXXXXV)の繰り返し(60)
【11段目】XXXXXXXXXVの繰り返し(66)
【12段目】XXXXVの後、(XXXXXXXXXXV)の繰り返し(72)
【13段目】XXXXXXXXXXXVの繰り返し(78)
【14段目】XXXXXVの後、(XXXXXXXXXXXXV)の繰り返し(84)
【15段目】XXXXXXXXXXXXXVの繰り返し(90)
【16段目】XXXXXXVの後、(XXXXXXXXXXXXXXV)を5回繰り返し、XXXXXXXX(96)
【17段目】XXXXXXXXXXXXXXXVを6回繰り返し(102)
●側面を編みます
側面1段目を編みます。鎖1目で立ち上がり、増し目なしで細編みを編みます。側面2段目も同様に細編みで1周しました。
●模様編みを編みます
模様編み1段目を編みます。鎖1目を大きめに編み、ループを長めに出して糸を引っ掛けてから引き抜いた場所に入れて引き出しました。同じように糸を引っかけてから3つ隣の目に入れて引き出すと糸が5本になるので、これを一気に引き抜いてから鎖を1目編みます。
先ほど抜かした2目に、後ろ側から長編みを編み入れました(細編み1目に対して長編み1目)。ここまでで1つの模様になるので、同じ目からスタートして繰り返し編んでいきます。1周編めたら鎖1目のところで引き抜いて1段目の終了です。
模様編み2段目を編みます。鎖1目を大きめに編み、1段目と同じように編んでマーカーを付けました(1段目は3つ隣の目に入れて引き出しましたが、2段目は鎖1目のところに入れて引き出します)。続いての長編みは、前段の長編みの頭に裏からかぎ針を入れて編みます。1周編めたらマーカーのところで引き抜いて2段目の終了です。3〜5段目は2段目と同様に編みました。
6段目を編みます。鎖1目で立ち上がり、根元の引き抜いたところにマーカーを付けて細編みをスタートします。1周編めたら最初の細編みの頭に引き抜いて終了です。
7段目は変わった中長編みを編んでいきます。鎖1目で立ち上がって糸をかけてから根元のところに入れ、引き出したループを1回抜き、2本になってから全部を引き抜きました(最初の目にマーカーを付けます)。これを繰り返すと、横棒が入った模様編みになります。
8段目は鎖1目で立ち上がり、通常の細編みで編みました。9段目からは模様編み1〜8段目を繰り返し、続いて模様編み1〜3段目を編むと計19段になります。
20段目は鎖1目で立ち上がり、模様編み6段目と同様に編みました。21〜23段目は模様編み7段目と同じ編み方で編んでいきます。
最終段は引き抜き編みで1周し、糸始末ができるくらい残して糸をカットします。とじ針に糸を通してチェーンつなぎをして裏側で糸始末をし、糸端をライターで焼きました(糸始末をした他の箇所もライターで焼いておきます)。
●持ち手を編みます
糸端を長めに取り(40〜50センチ/後でかがるために使います)、鎖を80目編みます。鎖1目で立ち上がり、2つ目の鎖の裏山から細編みを編みました(持ち手なのできつめに編んでいるそうです)。
端まで行ったら鎖1目で立ち上がり、編み地をひっくり返して細編みの往復編みで計4段編みます。持ち手の周りを引き抜き編みで1周して糸端を長めに残し、チェーンつなぎをして糸処理をしました。同じものをもう1本編みます。
●持ち手を付けます
バッグ本体を半分に折り、きれいに見える位置を探して右端にマーカーを付けました。全体が102目なのでマーカーから数えて51目めが左端、25.5目めが真ん中になります(長さで計算すると分かりやすいそうです)。
真ん中の目の右隣から数えて12目めに右の持ち手のマーカー、左隣から数えて12目めに左の持ち手のマーカーを付けました(それぞれ6センチのところになります)。
持ち手は引き抜き編みがきれいに見える方を表にし、マーカーが中心にくるようにクリップで留めます。残してあった糸端をとじ針に通し、持ち手とバッグが重なっている部分をぐるっと1周かがっていきました。糸端をカットして出ているところをライターで焼きます(2本の持ち手の長さが違ってしまった場合は、短い方を先に付け、それに合わせて長い方を調整します)。全ての持ち手が付いたら完成です。
仕上がりサイズは、口の部分の横幅が24センチ、高さが18センチ、円底の直径が16センチ、持ち手が32センチほど。セリアの巾着を中に入れ、グルーガンでタグを付けました。
完成したバッグは、これからの季節に活躍しそう。コメント欄には「とてもすてきなデザインなので、編んでみたいと思います」「かわいい。夏に向けて浴衣にも合いそう」といった声が寄せられています。
くれあさんは、YouTubeチャンネル「Claireくれあ Craft」やInstagramで編み物に関する情報を発信中です。
動画提供:YouTubeチャンネル「Claireくれあ Craft」