医師は「休日」に何をしてるの? その実態を現役医師がこっそり紹介
2023年6月30日(金)17時0分 TREND NEWS CASTER
普段、特に若手医師は、忙しくてなかなかゆっくりとできる時間をとりにくい。
それでも少しの楽しみを見つけて、日々生活を送っているのも事実だ。
今回は、医師の息抜きの仕方について紹介する。
おいしいご飯を食べる
まず楽しみのひとつが、おいしい食事をすることだ。
医師以外でも同じように、食べることが好きな人は多いだろう。
医師の場合、朝食や昼食はコンビニですませることが多い。
いつも同じような食事内容になるため、飽きてしまう。
美味しいかどうかよりも、とりあえずお腹にたまれば良いと考えるのだ。

そのため、たまにある休みの時などにはちょっと贅沢なご飯を食べたくなる。
また、遅くに仕事が終わっても焼肉などにも行きがちだ。
飲み会
他の業界もそうかもしれないが、医師は飲み会が多い。
先輩に誘われたら、基本的には断れない。
同僚同士で飲みに行くことも多い。
また、コメディカル(医師・歯科医師以外の医療に携わる人達)と、飲み会をする場合もある。

ある程度金銭的に余裕があることや、一般的に夜遅くまで仕事をしていることが原因だ。
仕事が終わると、すでに午後9時〜10時ということも多い。
そのような時は、自分でご飯を作る元気もない。
そして開いているお店と言えば、チェーン店か居酒屋くらいである。
栄養バランスも考えれば、居酒屋で少し飲みつつ野菜なども食べることになる。
旅行
どこの病院でも、最近は夏休み制度がある。
5〜7日程度、まとまった休みが取れることが多い。
逆に年末年始は、病院業務や帰省したりなどでゆっくり休めない。

そのため、一年に一度だけ長期休暇が取れるのだ。
夏季休暇と言えども、7月や8月に限らず、10月ごろに取れる場合もある。
この時期に旅行するのを楽しみにして、普段頑張って働いている医師も多い。
人それぞれだが、ゆっくりと過ごせるリゾート地やヨーロッパ、アジアなどの海外、避暑地などが旅行先に選ばれる。
何かを楽しみに…
医師も他の人と同じく、何かを楽しみに仕事を頑張っている。

普段なかなか休みは取れないが、その分おいしい食べ物・飲み会・長期休暇の旅行などを楽しみにしているのだ。
執筆者:あやたい
医療制度や医療職・医療現場が抱えるさまざまな問題について考える医師。
日々変わっていく医療現場から生の声や、日常に役立つ医療知識を発信したいという思いで執筆。