本物の謎解きダンジョンだ...! リアル鉱山跡を活用した山口のテーマパークが最高に楽しそう

2020年7月20日(月)6時0分 Jタウンネット


夏にぴったりのレジャースポットが山口県で見つかった——。

なんでも、県内にある鉱山の跡地に「地底王国」があるという。子供はもちろんのこと、大人までワクワクできること間違いないそうで...。

ツイッターで注目を集めている、こちらの投稿をご覧いただきたい。

こちらはツイッターユーザーのSuzu(@Suzu_momoi)さんが、2020年7月16日に「地底王国美川ムーバレー」(岩国市)で撮影したものだ。

重厚なゴツゴツとした岩壁の入り口をくぐると、ジメジメとした地底が姿を現す。

この先に何があるのだろう。投稿者によれば謎解きゲームの要素があって「1周するだけで2時間弱はかかる大冒険」とのこと。

地底王国には一体、何が待ち構えているのだろうか。

「冒険感がハンパないです!」

Jタウンネットが17日、投稿者のSuzuさんに地底王国に行ってみた感想を聞いてみると

「決して人の手では作れないだろう、自然の坑道の圧倒的ファンタジー感ですね。まず日常で経験しないので笑
また自然の滲み水が天井からあふれ出ていたり、地底湖や地底の滝などもあります。本当に異世界に来たようなロケーションは日本でここでしか味わえないと思いました」

と話す。

地底王国に訪れた客...、冒険者には6つのメインアトラクションが用意されている。コースそのものは1つだが、子供から大人まで楽しめるように謎解きゲームが難易度に応じてレベル分けされている。投稿者は、中〜上級レベルのスマートフォンを使ったゲームをしたという。

「私が体験したのは専用アプリを使って進むテスカトラというアトラクションです。地球の危機を救うべく、地底王国のポイントを巡ってエネルギーを貯めていく謎解き系のイベントなのですが、そもそもの王国内の作りがガチの坑道がベースなので冒険感がハンパないです!」(Suzuさん)

また専用アプリを使いながら王国内を進むため、ストーリー性があって時間を忘れて楽しめたとも。

本物の鉱山跡地にあるというのだから、ワクワクが止まらない。そんな地底王国について17日、Jタウンネットは「地底王国美川ムーバレー」を運営する美川開発の総支配人・岡英樹さんに話を聞いてみた。

美川ムーバレーは、元々400年以上の歴史(タングステン鉱石などの発掘歴)がある玖珂鉱山を1992年に閉山した後、地元の観光を盛り上げるためレジャースポットとして96年にオープン。古代文明をテーマに、謎解きをしながら探検することができるという。

「リアルな冒険型テーマパークをコンセプトに、実際に冒険者の足を使って『地底王国』を味わってもらうことができます。
ちなみに、かつて太平洋上にあったとされる『ムー大陸』をイメージにしておりますので鉱山資料のようなものはなく、地底王国には巨大な石像やオーパーツなどがあります。リアル冒険アトラクションとして楽しんでもらえればと思っています!」(岡さん)

地底王国に入国した冒険者は、6つのアトラクションのうちどれか1つを選択し、道中に設置されたスポットで謎解き。上級レベルになると古代文明の知識を問う問題も出題されるという。

「コース自体は1つで、長さは1キロほどです。仮に謎解きをせずに歩くと大体20分から30分程度かかります。人によって時間は変わりますが、初級ですと40分から1時間程度で上級になると2、3時間はかかりますね」(岡さん)

謎解きクイズ形式を導入したのは2003年からで、1年ごとにアトラクションはリニューアルされるとのこと。

ツイッター上で話題になったことについて、話を聞くと

「本当にありがたいことですね。施設は新型コロナウイルスの影響で4月7日から6月3日まで営業を休止しておりました。客足は例年の半数以下で、夏休み期間も減っていますので、こうしてSNSで拡散していただけるのは、ありがたいです」(岡さん)

ガチの鉱山のため、王国内は16度くらいだそうだ。夏にぴったりなこと、間違いない。


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