プログラム開発は人からAIの時代へ

2024年5月31日(金)10時0分 PR TIMES STORY

2030年79万人のIT技術者不足という社会課題への挑戦

若年層の人口減少にともない、2020年以降、IT産業 への入職者の数は退職者の数を下回り、IT技術者の数は減少に向かうと想定されています。また、IT技術者の平均年齢は2030年まで上昇を続け高齢化することが想定されています。

この深刻な社会課題はシステム開発を事業展開する弊社にも重要な問題であり産業全体の解決すべき課題であると考え、AIにより近未来のシステム開発プロセスを劇変すべく、ソプラ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役:白川基光、以下ソプラ)は、CodeAGIの開発を開始いたしました。今回は、CodeAGI開発の経緯と裏側についてお話します。

開発背景 ー”設計書から自動生成”高精度コード自動生成サービスの開発ー

ソプラ株式会社では2017年より自然言語解析に特化した技術の研究開発を続けており、AIeSという独自のAIエンジン開発を実現しました。2022年に生成AIが出現した際、AIeSと生成AIを組み合わせることにより設計書をインプットとして正確なプログラムコードを出力出来ると判断し即座に研究開発を開始しました。40年にわたるシステム開発の知見と実績を基に、チャット形式で参考プログラムを生成する機能ではなく、設計書やデータベース構造をAIが理解・解析しプログラムコードを自動生成するアプリケーションの開発を進め、2024年1月にCodeAGIのβ版をローンチいたしました。

多様なプログラミング言語、フレームワークやパッケージ、OS、DB、ブラウザ等々も各社の開発環境にあわせて自由に指定いただける仕様となっております。

エクセルの設計書をアップロードしプログラミング言語等の詳細を指定するだけで正確なプログラムコードが生成される仕様のアプリケーションとなっており、同様の精度でプログラムコードを自動生成することのできるサービスは弊社のCodeAGIのみであると考えております。

IT技術者の負担軽減を実現。数分でプログラム生成の時代へ

AIを活用することで、プログラムコードの生成は劇的な進化をとげております。

これまで、IT技術者が数日かけて機能の設計やデータ構造を理解した上で作成してきた1機能のプログラムを、CodeAGIでは数分でコード生成することを実現いたしました。

これにより、これまで懸念事項とされていた属人化リスクや採用・育成における負担という大きな社会課題を根本的に解決する道筋が立ちました。

この変化は決してネガティブな要素はなく、AIがコード生成を担ってくれることにより、IT技術者は高度な設計書の作成等、さらにクリエイティブな仕事に特化できるようになると考えています。

進化し続けるCodeAGIの展望とは

2024年1月にローンチ後、各業種の大手企業様よりお声かけいただき検証および試験実装の取組みを進めていただいております。各企業様よりご要望いただく追加機能の開発も継続的に進めており、それらの取組みの中で当初弊社で想定出来ていなかったCodeAGIの活用方法も出てくる等々、生成AIの進化スピード同様にCodeAGIも進化を続けることが出来ております。またセキュリティ対策についても、Microsoft Azure上において自動生成を実現しているため、今後様々なユーザー環境においてご利用いただけると考えております。

最後に、弊社はAIによりプログラムコード生成の完全自動化を目指しており、半世紀続いたプログラム開発プロセスを劇変させます。

ソプラDX株式会社

サービス/報道に関するお問合せ

担当者名:グローバル戦略事業部 AI Business Team 白川 高嗣

電話番号:080-4610-9926

メールアドレス:shirakawa.takashi@soppradx.com


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