上司のロッカーに退職願を貼り付けて辞めた同僚、その尻拭いをさせられ自分も退職した女性
2023年9月19日(火)12時1分 キャリコネニュース

画像はイメージ
仕事を辞める理由はさまざまだ。職場環境に悩む人は、思い切って環境を新たにするのもいいだろう。保険のサービスショップで働いていた30代前半の女性(佐賀県/事務・管理/年収400万円)は、約1年で退職したときのエピソードを綴った。(文:長田コウ)
「同僚がいたのですが、その人はとにかくこそこそする人でした」
一体、どういうことだろう。
上司は感謝するどころか「あの人のほうがよかった」と言う始末
女性の職場では、「お客様対応は記録を残しておき、共有するのがルール」だった。しかし、その同僚は「記録を残さず」にいたため、「同じお客様が再度来店されても、以前の記録が残っていないので同じ案内・説明をしてしまい怒らせることも」あったという。
また、同僚は「なんてことない社内の噂(明日、社長がくるかも?等)を『私だけが知ってるんですけどー、知りたいですかあ?』といった調子で言ってきたり」もしたそうだ。そんな態度を取られたら、不快に思うのも仕方ないだろう。
「うざくて無視していたのですが、それが気に障っていたようでした。そんなことを言わなければいいだけなのに」
「社内の立ち回りはうまくて、先輩や上司には気に入られて」いる同僚だったが「ある日突然」退職した。
「上司のロッカーに退職願を貼り付けて辞めたそうです。前から辞めたいと上司に言っていたそうですが、引き留められたから、と。最後までこそこそして辞めていきました」
引き継ぎもなかったのだろう。女性は辞めた同僚の「しりぬぐいをさせられた」が、「上司は感謝するどころか、『あの人のほうがよかった』」と言われたという。あまりにも理不尽ではないか。これをきっかけに、女性は退職を考えるようになったようだ。
「1か月前に辞める旨を言い、引き継ぎ処理等ちゃんとしてから辞めました。有給は消化させてもらえませんでしたが、会社に嫌がらせ等されたくないので何も言わずに辞めました」
退職後、すぐに別の会社に就職した女性。
「癖のある人はいるものの、変にこそこそする人はいないので居心地がよく働きやすいです。給与も上がりましたし、有給も消化できます」
現状に満足するとともに、
「風の噂ですが、こそこそ辞めていった人は、次の会社でいじめられてすぐに辞めて今はアルバイトをしているそうです。性根はなかなか変わらないですね。本人は苦労しているようでかわいそうだと思いました」
と、元同僚を憐れむ言葉で締めくくった。
※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「仕事を即行でやめた人」を実施しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/HF78WM9H
関連記事(外部サイト)
注目されているトピックス
-
5月17日は「高血圧の日」、若年層は未病のうちの対策が吉
Photo:PIXTA5月17日は「高血圧の日」だ。日本高血圧学会(JSH)と日本高血圧協会が共同で推進している疾患啓発活動で、各地でライトアップなどイベントが…
5月9日(金)15時0分 ダイヤモンドオンライン
-
日本経済復活のためにもこれが必要だ…「外国人観光客からは儲けて、日本人には優しい価格」を実現する秘策
訪日外国人4000万人を超えそうな勢い大型連休も観光地は外国人で大賑わいだった。京都など外国人観光客に人気の観光地では、あまりの外国人の多さに日本人観光客が宿泊…
5月9日(金)16時15分 プレジデント社
-
長野智子氏の「嫌だったら行かない」にため息が出る…「だから私はフジは受けませんでした」女子アナたちの本音【2025年4月BEST】
2025年4月に、プレジデントオンラインで反響の大きかった人気記事ベスト5をお送りします。メディア部門の第1位は――。第1位長野智子氏の「嫌だったら行かない」に…
5月9日(金)16時15分 プレジデント社
-
【西日本】主要国立大「就職先企業・団体」ランキング2024最新版!阪大で圏外からトップに急浮上した意外な企業は?
近年の就活市場は「売り手市場」と呼ばれ、就職率が過去最高レベルに達しており、就活の早期化も進んでいる。そんな中で就活をした主要大学の学生は、どのような企業・団体…
5月9日(金)6時0分 ダイヤモンドオンライン
-
「社内恋愛のいざこざで1人が退職に追い込まれた」その後、この会社ダメだなと思った理由
画像はイメージ職場で恋愛模様がもつれると、仕事にも影響し周囲に迷惑がかかる事がある。「社内で3人が恋愛に関わるいざこざがあった時、酷い仕打ちでそのうちの1人の社…
3月12日(水)23時20分 キャリコネニュース
-
糖質制限せずに1年で12kgの減量に成功…痛風と尿管結石に見舞われた医師が実践した「白米ダイエット」の中身【2025年4月BEST】
2025年4月に、プレジデントオンラインで反響の大きかった人気記事ベスト5をお送りします。健康・医療部門の第2位は――。第1位50歳以降の人なら一度は受けたほう…
5月9日(金)17時15分 プレジデント社
-
日本は関税を下げる「最強の切り札」を持っている…トランプ大統領が喉から手が出るほど欲しい"日本の技術"【2025年4月BEST】
2025年4月に、プレジデントオンラインで反響の大きかった人気記事ベスト5をお送りします。政治・経済部門の第3位は――。第1位備蓄米が消えていく…「コメの値段は…
5月9日(金)17時15分 プレジデント社
-
【5月13日は“安全・安心「防犯の日」”】専門家に聞いた「今、知るべき 防犯対策5つの新常識」とは!?
令和3年から犯罪件数の増加が続き(※1)、昨今の闇バイトなどによる住宅侵入も相次ぎ社会問題となっています。警察庁が昨年10月に実施した調査では「ここ10年間で(…
5月9日(金)13時0分 PR TIMES STORY