【太る以上にヤバい】減量専門医が教える「糖質の摂り過ぎ」を今すぐやめるべき理由

2025年2月11日(火)6時0分 ダイヤモンドオンライン

【太る以上にヤバい】減量専門医が教える「糖質の摂り過ぎ」を今すぐやめるべき理由

参加者たちは平均16キロ減量、糖尿病の改善、血圧低下など、イギリスで話題の減量プログラムがついに上陸。サンデータイムズ・ベストセラーはじめ、「今年を代表するダイエット本」「科学的根拠に基づいた真の減量ツール」とメディア、医療関係者が絶賛しているのが、『英国の専門医が教える 減量の方程式』だ。著者はオックスフォード大学医学部を首席卒業後、食欲や体重管理の研究でイギリスを代表する減量専門医のサイラ・ハミード氏。カロリーや糖質計算はせず、科学的に「満腹感」を味わえ、継続しやすいよう設計されているため、誰もが挫折しにくい配慮がなされている。日本国内でも発売たちまち重版し、「なぜ痩せなかったのかわかった!」と話題に。今回は糖質過多の影響について、特別に抜粋してお届けする。

Photo: Adobe Stock

糖質は「脳」に影響を及ぼす

 炭水化物の多い食事(シリアル、サンドイッチ、パスタ、ビスケット、ポテトチップス、ジュースなど)を摂ると、食後に大量の糖が血液中に流れ込み、血糖値が急上昇します。

 続けて、この余分な糖を血液中から一掃して脂肪として蓄積するために、インスリンが大量に分泌されます。その結果、血糖値は急降下します。

 このような血糖値の激しい乱高下は、身体の正常な均衡のメカニズムを混乱させます。なかでも、こうした急激な血糖値の上下動への対処が難しい身体の部位があります──それは、です。

終わらない「負の連鎖」が始まる

 血糖値が高い状態から低い状態へと急激に変化すると、私たちは不機嫌になったり、ぼんやりしたり、無気力になったりします。

 そして、こうした低血糖による不快な気分を解消するために、糖分の多い食べ物を求めます。その結果、午前中にビスケットを3枚食べてしまうのです。これはすぐに体内で砂糖小さじ12杯分の糖に分解され、再び血糖値が上がります。

 これで一時的に少し気分は良くなりますが、すぐにインスリンが分泌され、糖を脂肪に変えてしまいます。再び血糖値が下がり、疲れやイライラを感じます。

 そこであなたは早めの昼食を摂ることにし、サンドイッチ1個とポテトチップス1袋、ジュース1本を胃に入れます。これは、砂糖小さじ18杯分の糖分に相当します。こうして、血糖値のジェットコースターは延々と続いていくのです。

 幸い、本プログラムが推奨する食事に従えば、この血糖値のジェットコースターから抜け出せます。

 それは、魚やナッツ、チーズ、肉、果物、卵、野菜などを中心としたもので、血糖値の急上昇とそれに続く急激な低血糖を引き起こしません。これらの食品を食べると血糖値が安定し、気分が良くなり、活力も高まります。

(本稿は、『英国の専門医が教える 減量の方程式』を一部抜粋・編集したものです)

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