【GWは紙片づけでスッキリ!】「ここまで変わるとは…」紙を片づけた主婦の劇的ビフォーアフター
2025年5月1日(木)6時0分 ダイヤモンドオンライン
【GWは紙片づけでスッキリ!】「ここまで変わるとは…」紙を片づけた主婦の劇的ビフォーアフター
金融機関や自治体からの書類、郵便物、クーポン、子どもが持ち帰るプリント類……。忙しく暮らしていると、気が付けば「紙」が、たまっていませんか?「紙」はとりあえず取っておくと、「肝心な時に出てこない」「いつの間にか期限が切れていた」「大事な書類を失くして、お金や信頼を失くす」などの悲劇が起こります。実は、人生により大きな影響を与えるのは「モノ」よりも「紙」の片づけなのです。「紙」に特化した片づけ方法を紹介し話題を呼んでいる、片づけアドバイザー・石阪京子先生の著書「人生が変わる 紙片づけ!」から、「紙片づけ」の極意を抜粋して、ご紹介します。
Photo: Adobe Stock
「紙片づけ」で手に入るのは、人生のかじ取りをしているコントロール感
紙の片づけができないと、紙にコントロールされる状態が続きます。
書類の山がダイニングテーブルに載っているから、家族で食卓を囲めない。埋もれていた支払いの紙を見つけて、慌てて払いに行く。督促状に気づかずブラックリスト入りをして、ローンを組めなくなる……など。日常的なことから、人生に関わる大きなことまで左右されてしまいます。
でも、片づけると変わります。ホームファイリングをして、紙一枚までありかを把握できるようになると、手に入るのは「時間もお金も、自分でコントロールできている」という安心感と達成感。
紙の都合で予定を変更することはないし、探し物に費やす時間もありません。
財産を把握したことで、日々のやりくりもラクになり、将来設計も立てやすくなります。
すべて、自分次第。人生のかじ取りをしているのは、自分だというコントロール感が手に入るのです。
生き方も主体的に変わっていく
片づけを終えると、転職する方がけっこういらっしゃいます。
ある生徒さんは、毎日2時間かけて会社に通っていました。満員電車に揺られて帰ってくると、くたくたなので、晩御飯はスーパーのお惣菜が常。ストレス発散のため、ネットで爆買いを繰り返し、モノは増えるいっぽう。そして、散らかった家にいたくないから、毎週末どこかに出かけて、レジャー費だけで1か月に5万〜6万円は使っていました。
でも、モノを片づけ、紙を片づけ、お金の流れを見える化した結果、彼女は会社を辞めたのです。遠い会社に勤めていることで、ストレスと疲労が溜まることが諸悪の根源だとわかったからです。
そして、それらの無駄使いがなくなれば、正社員のお給料がなくても、なんとかなるのではということで、近所でパートを始めました。
子どもたちも、ずっと寂しい思いをしていたようです。
でも、転職した今は、いっぱいいっぱいだった気持ちにゆとりが生まれて、ご本人にも笑顔が増えました。
そして、ちょっと微妙な関係だった旦那様との会話も増えて、家族仲が以前よりもよくなったそう。子どもたちもうれしそうに、家事を手伝ってくれるそうです。
この方に限らず、紙片づけをしたことで、生活を見直し、人生をコントロールできるようになる方はたくさんいます。
車を処分したり、お稽古ごとを見直したり、ヨガの先生をオンラインで始めたり、副業を始めたり。
それもこれも、片づけたことで、家計や暮らしを見つめ直すことができたからです。むしろ、これをするために、片づけていると言えます。
モノを手放して、紙を捨てて、ただきれいな家にするだけでは、なんの意味もありません。そこで、何かが変わるから。生き方や、家族関係、お金の使い方などが全部変わるから、片づける意味があるのです。
片づけて、悪いことは何一つありません。私の人生、すっきり明快、答えが出ましたという感じ。片づけの向こう側に、みんなで一緒に行きましょう。
*本記事は、石阪京子著「人生が変わる 紙片づけ!」の中から、抜粋・編集したものです。