北海道では5月2日以来の夏日に 25℃以上となった北見では朝の最低気温が0.7℃
2025年5月12日(月)15時15分 tenki.jp
今日12日の道内は気温が上がっており、午後2時までの最高気温は北見地方の北見と紋別地方の遠軽で25.1℃を観測し、道内のアメダスでは5月2日以来の夏日となりました。なお、北見では朝の最低気温は0.7℃で、朝と日中との気温差が非常に大きくなっています。明日13日以降も最高気温は平年よりかなり高い所が多くなりますが、朝の冷え込みは今朝ほどの強まりとはならない見込みです。
5月2日以来の夏日 札幌では今シーズン一番高い気温を更新
今日12日の北海道付近は、南から高気圧が緩やかに張り出し、上空には暖かい空気が流れ込みました。
道内は全般に晴れて、暖かい空気や日差し、南よりの風によるフェーン現象などの影響で広く気温が上がり、午後2時までの最高気温は、北見地方の北見と紋別地方の遠軽で25.1℃、網走地方の美幌では25.0℃を観測しました。道内では5月2日に紋別地方の滝上で25.3℃まで上がって以来の25℃以上の夏日となりました。
北見では朝には最低気温が0.7℃まで下がっており、一日での気温差が25℃近くと非常に大きくなっています。
なお、札幌では午後2時までに22.0℃まで上がっており、4月24日に観測された21.1℃を更新して、今シーズンこれまでで最も高い気温となりました。
明日13日以降も気温は高い 熱中症注意
明日13日以降も北海道の上空には暖かい空気が流れ込むため、気温の高い日が続くでしょう。この時期はまだ暑さに慣れておらず、日中は日差しもあるため、直射日光の下では真夏ほどの気温ではなくても熱中症のリスクが高まります。こまめな休憩や水分補給を行い、熱中症にならないよう注意して下さい。
なお、明日以降は朝の冷え込みも弱まり、今朝ほどの冷え込みとなる所はなくなる見込みです。それでも朝晩は内陸を中心に気温が1桁まで下がる所があるため、寒さが気になる方は軽く羽織れるものがあるとよさそうです。