「台風15号」発生へ 3連休に西・東日本の太平洋側にかなり接近か 大雨のおそれ

2022年9月22日(木)11時24分 tenki.jp

日本の南にある熱帯低気圧は今後、台風になり、西日本や東日本の太平洋側にかなり接近するおそれがあります。また、前線が北日本に延びるため、3連休は広く大雨に警戒・注意が必要です。

台風15号発生し かなり接近のおそれ

日本の南には熱帯低気圧があります。衛星画像を見ても雲がまとまっているのが分かります。この熱帯低気圧は、今後、台風になる予想で、台風となれば台風15号になります。
熱帯低気圧から変わる台風は北上し、23日(金)秋分の日の夜から24日(土)には西日本や東日本の太平洋側に接近のおそれがあります。台風としてはあまり発達せずに、25日(日)は日本の東で温帯低気圧に変わる予想ですが、油断はできません。雨雲の元となる熱帯由来の暖かく湿った空気を運びむため、大雨をもたらすおそれがあります。
また、日本海から北日本にかけて前線が延び、前線に向かって暖かく湿った空気が流れこむでしょう。広く大気の状態が不安定になる見込みです。
今回の台風は特に大雨に警戒・注意が必要です。

3連休 大雨のおそれ

23日(金)秋分の日は、九州から北海道にかけて雨の降る所が多いでしょう。近畿や東海では雷を伴って激しい雨の降る所がありそうです。24日(土)は東海から関東を中心に活発な雨雲や雷雲がかかり、大雨となるおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒・注意が必要です。沿岸部では風も強まるでしょう。24日(土)は前線の影響で東北や北海道でも雨脚が強まりそうです。
25日(日)は天気が回復する所が多いですが、関東では沿岸部ほど雨が降り、さらに雨量が多くなるおそれがあります。
台風の進路や発達具合によっては、影響が変わる可能性があります。今後も最新の情報にご注意ください。

大雨の備え

大雨が予想される場合、災害による被害を少しでも小さくしたいものです。そのために、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。
①避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
②非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

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