ここ1週間の地震回数 9日は茨城県で最大震度5強 1週間程度は同程度の地震に注意

2022年11月10日(木)8時19分 tenki.jp

きのう9日17時40分、茨城県で最大震度5強を観測する地震がありました。ここ1週間(2022年11月3日8時00分〜2022年11月10日8時00分)、震度1以上の地震の観測回数は25回で、そのうち震度3以上の地震は5回となっています。

ここ1週間の地震回数

上の図は、日本全体で、7日間に震度1以上を観測した地震の震央を、地図上に示したものです。ここ1週間(2022年11月3日8時00分〜2022年11月10日8時00分)では、震度1以上の地震が25回観測されました。

震度3以上は5回

ここ1週間で、「震度3以上」の地震は5回観測しました。特に、きのう9日17時40分には茨城県南部を震源とする地震が発生し、茨城県の城里町で最大震度5強を観測しました。この地震で、東北地方から中部地方にかけて震度4〜1を観測しています。
過去の事例では、大地震発生後に同程度の地震が発生した割合は1〜2割あることから、揺れの強かった地域では、地震発生から1週間程度、最大震度5強程度の地震に注意するよう気象庁は呼びかけています。特に今後2〜3日程度は、規模の大きな地震が発生することが多くあります。

日頃から備えを

いつ発生するかわからない地震に備えて、日頃から身の周りの安全を確保するようにしておきましょう。
①家具の転倒を防ぐ対策をしましょう。特に、寝室の安全はしっかり確保してください。普段寝ている場所に寝転がり、家具が倒れてきたり、ものが落ちてきたりしないか確かめておきましょう。
②ハザードマップを確認して、土砂災害や液状化現象の危険性の高い場所を確認しておきましょう。国土交通省や各自治体のホームページなど、インターネットからハザードマップを入手することが可能です。ハザードマップは随時更新されますので、定期的に確認するようにしましょう。地盤によって揺れる大きさが変わります。「地震のゆれやすさ全国マップ」を確認して、心づもりをしておきましょう。
③万が一に備えた非常用グッズをリュックにまとめておきましょう。非常用グッズの使用期限や消費期限は定期的に確認しましょう。避難時に必要なものは、日頃からリスト化しておくと便利です。地震による停電や通信回線が集中してもいち早く正しい情報を入手できるようにしておくことが大切です。情報をいつでも入手できるように、電池式のラジオを用意しておきましょう。緊急警報放送に対応しているラジオは、緊急時に自動的に電源が入るようになっています。

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